パナソニックIH炊飯器 電池交換時の分解手順 型番:SR-HB101 | kasatakakt66

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睡蓮(すいれん)

                                     

毎日が日曜日なのに今日は暇が出来たので(笑) IH炊飯器の電池交換に挑戦してみましたが、分解して基板取り出してもまだ時計が表示されている!

これまでの経緯を述べてみます。

購入が2012年の2月ですからもう買い替えの時期ですが、パナソニックの設計方針に反抗して買い替えません!パナソニックは設計段階から電池交換はしないという方針の様です。

症状は、よくあるパターンのコンセントを抜いたら時計表示が消えたという症状です。

何とかこのまま電池交換をせずに復活を試みてみました。

時計表示が完全に消えてから一晩コンセントを入れたままにして置く!

翌朝またコンセントを抜いて表示の状況をみる、また表示が消える。これを4~5日繰り返して約1ヶ月コンセントを挿したままにしていたら、今日のようにコンセントを抜いても・・・・・時間時計表示が持つようになりました。(・・・・・・箇所は現在試運転中8時間経過綺麗に時計が表示されています。)

 

前置きが長くなりましたが、分解手順です。かなり時間のかかる手術ですので、覚悟が必要です。

 

赤丸のネジカバーから先ず剥がします。2本のネジを外します。外回りのステンレス製化粧パネルをこじ開けます。ギターのピックが使い勝手が良いです。

 

左上が外した化粧パネルです。

次が最難関の左下操作パネル部の取り外しです。

操作パネルは、白い分厚い両面接着で接着されていました。

ここはドライヤーで接着剤を柔らかくして丁寧に丁寧に剥がしていきました。ここはパナソニックの方針は、保守パーツ保有年6年で修理時は蓋の総交換です。(これは予想です)

補修用の部品保有期間とは? 炊飯器の場合、経済産業省の指導により補修用性能部品の保有期間(修理するための部品を保有しておく期間)は、製造を終了してから6年と定められています 。 タイガー魔法瓶では独自のサービスとして、2019年5月30日よりこの期間を10年に延長しました。

タイガー社は10年の保守パーツ保有年らしいです!

 

これで、赤丸部のフラットケーブルとその付近に白いコネクター2個を外します。基板はネジ止めなしで、ブラスチックのフックで固定されています。

取り外した基板です。

ここで、予想外のことが・・・

予想は時計用の電池が1個と思っていましたら、なんとリチュウム電池が2個基板にハンダ付けしてありました。

そして液晶ディスプレイの端子足が乳白色のプラスチック製の穴に入れてからハンダ付けされています。つまり液晶ディスプレイと操作パネルスイッチの乳白色のプラスチック製の押しボタンとが一体構造になっています。

電池電圧を計ってみましたら、両方共に2.65Vでした。液漏れも無く膨らみも無いです。

 

電池が2個あると言うことは、この8ビットマイコンのバックアップ用にも使われている可能性がでてきました!東芝製!

 

1.液晶ディスプレイの乳白色のプラスチック製ハウジングが一体構造の為に、電池の取り外し作業がやりにくい。

2.不安要素のCPUバックアップ用電池を取り外して大丈夫だろうか?

以上2点が問題となり電池交換はやめました!

 

言い訳は、コンセントを挿したままであれば時計機能は正常になり使えることで元に戻すことにしました。

ひとつこの地球温暖化いや地球沸騰化時代に少しても電力消費を減らそうとしましたが実現が出来ませんでした。

因みにこの炊飯器の1時間当たりの待機時の消費電力は0.62Wとのことです。

炊飯タイマーは使ってないので、時計表示が狂ったままでも炊飯できそうなので、ご飯を炊くときだけコンセントを挿して、僅かですか地球温暖化へ少しでも貢献しようと思います。

 

 

おしまい