最近起こった出来事。

 

その日は義母の命日だった。
ちなみに結婚前に義母は亡くなっていて私はお会いしたことはない。

 

普段はお仏壇の世話など全くしないし、

私がお線香やらお花やら掃除やらお仏壇のお世話をしていても

まったく気づきもしないオットだけど、

その日は手を合わせようと思ったらしく、

『お供えのみたらし団子か何か買ってくる』と言い出した。

 

夜になっていたので、

お供えにできるようなものがこの時間に買えるかわからないなと思いつつ、

私も買い物に出る用事があったので、

『そしたら何か買ってくるよ』といい、出かけた。

 

あいにくみたらし団子はなかったものの、

きちんと包まれた和菓子のお供えを買って帰ってきて

『いいのあってよかったよ~』と言いながら

オットにお供えを渡した。

 

 

 

その時、オットの一言。

『なにこれ、こんなの(義母は)好きじゃないし』

とバッサリ。。。

 

 

 

 

私は唖然とし、そのあととてつもない悲しみに襲われて黙り込んだ。

でも震える声を振り絞り、

『ごめん、そうやったんや。知らなかった』と謝った。

 

それにも関わらず、オットの私への攻撃はやまない。

『なんで勝手に(買うものを)変えるの?』

 (←いや、でも絶対にみたらし団子とは言われていないし、

    あなたもみたらし団子“か何か”と言っていたのに…)

などとブツブツブツブツ永遠と文句を言い続けた。

 

 

 

私は良かれと思って、私のお供えしたいという気持ちも含めて、

夜の時間にできる範囲で最善の選択をしたつもりだった。

それがオットの意向に沿わないものだったことも、

悪気はないけれど申し訳なかったなと思い、謝った。

 

それにもかかわらず、グチグチグチグチ・・・・

 

 

はじめはひたすら悲しく、

だんだん情けなくなり。

最後はこんなにも文句言わなければいけないほど

私はダメなことをしたのかと、

私も怒り爆発。

 

 

 

 

 

 

冷静になって考えてみれば、

オット独自のマイルールへのこだわりと、

急な予定変更への苦手さなど、

いろいろ彼の地雷を踏んでいたんだなと気が付いた。

 

 

 

それでも、普通の人間関係なら、

『買ってきてくれてありがとう』

が出てきませんか。

 

 

どうして私たちはこうなるのだろう。

ほんとに、ほんとに、

悲しいし、情けない。