アスペ君は重なったお札を数えるのが苦手…

普通の人は扇のように狭く広げて指を濡らし数えるでしょうけど…
アスペ君はパラパラまんがの様にゆっくり めくり数えたり、に〜し〜ろ〜は〜……
と数えたり、十枚づつにして置いたりしても、それが遂、重なったり崩れたり…

またやり直したりで二回、三回数えても三回共違ってたり…前に進まないそうです。

それをスナックのママに自慢げに話すのです。長々と朝まで話す様な勢いで。

一緒にいて私は恥ずかしい限りです。

銀行に行って、結局数えないままATMに入れて、入れすぎて詰まり銀行員さんが出て来てATMがアスペ君曰く(壊れて?)使えなくなったそうです。

そして その詰まったお金を銀行員の人がアスペ君に返金しようとして「いくら入金しましたか?」と聞いても

アスペ君は「わかりません」と答えるそうですが…さすがの銀行員さんも驚くそうです。

いつも銀行に行くと私は車の中で何十分も待たされてる間に、そんな事が起こっていたらしいのです。

銀行へ行ってATMから下ろしたお札を車の中で新札と 準新札と キレイでないお札とに分けるのです。

アスペ君は会社で使用するのと生活費として私にくれるお札は新札ばかり使用するので その他の お札は またATMにて入金します。

アスペ君の新札に対する執着は異常です。

「新札をお釣りに貰ったときは気持ちいいだろう。人は新札のお釣りをくれる店を選ぶから」

と意味不明の事を言う。

だいたい新札のお釣りをいつも出してくれる店なんて殆どありません。
一流の料理屋か高級ホテル位じゃないですか?

そんな店やホテルなんて行ったこともないし。

アスペ君の会社がそんな高級で一流な会社でもないのに。

古くてもお金は お金ですよね。