7/6の油谷地区での「㈱長門西」、そして本日の三隅地区での
「㈱三隅農場」と、県も進める集落営農法人連合体、
双方ともJA長門大津さんの出資も受け設立されました。
県下では4例目、5例目となる連合体ということですが、
ふるさとでの2会社設立が、今後県内市内の連合体設立の
動きの弾みになっていけばと思います・・・
29年度も県では連合体育成事業として、コーディネーター
設置支援や条件基盤整備支援が約9,000万円の予算で
行われているところですが、
人口減・高齢化により、担い手不足がますます進む中で、
今以上の経営安定を図っていくためには、法人間の連携が
更に進むよう、農林畜産関係業の作業の受委託等で、
お互いの収益性ある良い部分を伸ばし、短所を補う仕組・体制
づくり、新しいことに取り組む仕組・体制づくりが何より重要です。
それぞれの法人の考え方や経営方針こそ違えど、
近隣法人・個人の皆様が一丸となって地域経営していく
思いを一つにしていかなければ、業界は立ち行かない・・・
これまでの法人連絡協議会等横の連携組織が
果たしていける役割や機能にも限界もあったことでしょう・・・
様々なそうしたしがらみも乗り越えて、心を一つにされたからこその
法人連合体設立であり、地域業界の将来にとって
新しい生産構造を創出していくための大変意義深い連携です。
県や市の農林畜産における生産から販売までを支える
様々な現施策は大いに活用し、また以降、現場から
新たな支援の形等も生み出され、提案・実現を期して
いくためにも、私も2法人の今後を応援し見守ってまいります。
設立まで法人の皆様のみならず、県・市・JAの担当者も
縦横無尽に関係者の調整を図られてきたことと思います・・・
そうした皆様のためにも、全国的な成功例を
わがふるさとから創っていきましょうね!