農業者にとって長らく待ち望んでいた雨も降り、
水田も潤ったわけですが、一方で、福岡、大分では
豪雨により、甚大な被害が発生し、多数の死者も出おり、
お亡くなりになられた方々に謹んで、お悔やみ申し上げます
と共に被災地の一日も早い復興を願っています。
局地的豪雨には、まだまだ予断を許さない状況です。
福岡・大分の被災を、我々も教訓に防災対策を進めて
いかねばなりませんね。
さて、6月定例会においては、農林水産委員会で
初の委員長の役割を務めさせていただきました。
委員にとっても2年に一度改選される委員会とあって、
新規事業はじめ、様々な角度から活発な質疑がありました。
森林吸収源対策に関する安定的な財源確保を求める
意見書（森林環境税（仮称）創設に関する意見書）についても、
国で進められる地球温暖化対策の一環として
森林吸収源を最大限に活用するため、市町が主体
で進める事業財源を確保する税の趣旨には賛同しつつ、
現在県が実施している森林づくり県民税と事業内容が
重複しないよう、また市町を跨ぎ広域にわたる
森林管理が効率的に行なわれるよう審査され、
委員会全員一致で可決、議会でも可決されました。
引き続き、県農政の諸課題の改善に向け、
動きを加速してまいりたいと思います。
議会最終日の夕刻、湯本観光ホテル西京さんにて、
ＪＡ長門大津さん、県漁協長門統括支店さん、深川養鶏さん、
そして私の後援会の皆様で作られた実行委員会主催により、
私の委員長就任祝賀会を開催していただきました。
当日は柳居県議会議長様、弘中副知事様、江島参議様、
林芳正参議裕子令夫人様、内閣総理大臣安倍晋三様
配川筆頭秘書様はじめ、国会議員秘書の皆様、
県議・市議の皆様、そして県農協中央会金子会長様、
県漁協森友組合長様はじめ市内県内各界より、
多くの皆様のご臨席をいただき、ありがとうございました。
また今回、会場飲食には、萩たまげなす、白オクラ、
仙崎沖浦ひじき、長州どり、仙崎かまぼこなど、
山口県産品、長門産品を加工調理したメニューも、
食材提供や調理など、ＪＡ、ＪＦ、深川養鶏さん、
ホテル西京の善料理長にも絶大なご協力を頂戴し、
提供することができました。農林水産を意識された
ご関係の皆様方のお心遣いに心より感謝です。
農林水産業は衣食住の産品の生産にとどまらず、
山口県の美しい環境保全、暮らしやすい県土保全も
担う大切な産業で、人口減少が大きく進む中、
こうした産業の次代の担い手を着実に育てていくためには、
他産業としっかり連携して、産業の役割・幅を拡げ、
携わる皆様方の将来設計が出来る様な
新たな時代に合った仕組みづくりを進めることが不可欠です。
県内各地の現場を知る県議・県とも手を携え、
そうした政策提言をしっかり進めてまいります。
ご臨席、お祝いいただきました皆様方、
本当にありがとうございました!!