ボクハレの稽古
ガシガシと進んでおります。
今回もやっぱり
私には初経験のことばかり。
そして
私は今こそこれを学ぶんだ！
学びたいんだ！
ってことばかり。
ミュージカルに足を踏み入れて
12年になるけど
この事は
ずっと
私が求めていたことなんだとおもう。
自分の引き出しにないものを
引き出さなきゃいけないというのは
途方にくれてしまうこともあり
色々準備しても
結局引き出しにあるものしか出せなくて
がっかりすることだらけ。
苦しいし
悔しいし
不安だし
だけど、
演出家の石丸さち子さんは
愛情深く情熱をもって
できない私から逃げないで
しっかりと向き合ってくださる。
これがレッスンではなくて
仕事現場での出来事なんだから
ほんとに感謝しなけれないけないと思う。
稽古って
どんなに仲の良いカンパニーであっても
私という役者個人の心の中は
自分の表現に対して
いつも不安と孤独と苦しさが
つきまとうものだっていつも思う。
稽古場で
共演者が下手に見えたら
そんなことを思ってる
自分の在り方を見返すこと
って、言葉が聞いたことあるけど
私なんかは今もう
そんなことを思う間も無く
みんなすごいなーーー
となりながら
ただひたすら自分の役を
なんとか自分の体に
消化吸収できないかって
わちゃわちゃしております。
でね
私
浦島りんこさんのシーンで
もうひたすら泣いてしまうのですが
嘘がない人って
こんなにも何度でも
人の心揺さぶるのですね。
りんこさんは
普段もものすごくピュアで
優しくて面白くて素敵な素敵な方です。
憧れです。
ボクハレのカンパニーは
みんな個性が違ってバラっバラで
すごく面白いです。
この素敵な人たちの中で
私も、一員になれるようがんばるのです。
光栄ですね。
写真は森大輔さんによる
歌稽古。
素晴らしい音楽家・森大輔さんに関しては
またきちんと書きます。
はる♬