大西先生の最後の試合となってしまった。
熊谷ラグビー場での大学選手権3回戦、vs日本大学。
京産大を率いて47年。明治の北島監督に次ぐ大学ラグビーの現場をみられてきた先生だった。
僕が大学でラグビーという競技を見て虜になった時から、大西先生のラグビーをいつも見せていただいてきた。
次第に、ラグビーという競技そのものよりも、京産大ラグビーそのものよりも、大西先生という人にいろんなことを学んできた気がする。
京産大ラグビーのファンは熱いから、やっぱり勝ってほしいから、大西先生のラグビーを愛する人もいれば強烈に非難する方もいる。わからない訳ではない。やっぱり応援するチームには強くあっていつも勝ってほしいから。
だけど、じゃあ自分が先生の真似をできるかというとそれはやっぱりムリ。47年も早朝から遅くまで学生を指導し導くなんて、やっぱりすごいことだと思う。
先生はいつも穏やかに、にこやかに私に話しかけていただいた。
自分の子どもたちや、j福知山の子どもたちを連れて試合を観に行くと、先生はとても嬉しそうだった。
今日の試合はスクラムで勝って、試合で負けてといううちらしい結末だった。ある意味大西先生のラグビーだったかな。
花園に帰って早稲田とはやりたかったけど、残念でした。。
大西先生が築いてきたひたむきなラグビーを継承して、それをいい意味で新しく進化させて、天理に、そして関東に勝てるチームを作っていって欲しいと思います。
大西先生ありがとうございました。
四年生の学生たち、お疲れ様。ありがとう!