森羅万象から学ぶ人生羅針盤「早めに手を付ける」 | kasai-teruoのブログ

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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「早めに手を付ける」

 努力を習慣化できる人の特徴の1つに、いつも早め早めに行動を起こすことが挙げられます。例えば待ち合わせに遅刻しないため、定刻にあわせ逆算して電車やクルマを利用しても、人身事故による電車遅延や交通事故渋滞に巻き込まれるなど、遅刻を余儀なくされる可能性が多々あるからです。

 

 これは努力にも大いに当てはまります。開始が遅くなれば当然終了も遅くなります。その間にイレギュラーな事態に陥って、その対応に苦慮しそれが何回か続けば、努力すること自体が嫌になって止めてしまうでしょう。

 

 それに時間が足りなければ焦って物事を進めざるを得ないことになり、せっかくの努力が荒れることになります。そうなると身に付けたスキルや経験が浅いものになりがちで、場合によっては役に立たないことにもなりかねません。

 

 私の友人は、仕事にかかる時間の見積もりを、頭の中で計算した倍の時間を確保しています。そしてこれまでその対応でピタリと収まっていると言っていました。

 

 原因は2つ考えられます。1つ目は友人の仕事自体が単に遅いのです(笑)。2つ目は、友人の脳内の“積算システム”がポンコツなので、実際よりも半分の時間しか弾き出されないだけなのです(笑その2)。

 

 しかしいずれにしても、友人はそのことを自覚しているので、不測の事態の発生を含めて、すべての仕事に対して早めに手を付け、結果的にはすべてスケジュール通りに仕事を終えています。

 

 もし何かに努力しているのであれば、自分の作業時間を予測と実態の差がどれくらいあるのか正確に知る必要があります。それ以前に何事においても必ず早めに手を付ける習慣を励行してください。