森羅万象から学ぶ人生羅針盤「30分ごとのPDCAサイクル」 | kasai-teruoのブログ

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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「30分ごとのPDCAサイクル」

 もし30分ごとにPDCAサイクルを回すことができたら、こんな合理的なことはないと思います。しかしそんなことができるのかといえば、実は簡単にできるのです。つまり一旦集中力を解くのです。

 

 人間の集中力は45分が限界である(90分説もあります)と言われているので、30分で集中から離れ、15分でその30分を振り返るのです。いちいちそんなことをやっていたら仕事の能率が上がらないじゃないかと思うかもしれませんが、逆に効果的なシステムだと思います。

 

商談の後の移動時間は言うに及ばず、喫茶店でのコーヒータイム、営業車の車中などで、30分(商談)の後の15分(反省)は確実に確保できます。それを有効利用しない手はありません。

 

 これに関しては、脳の構造と役割を説明する必要があります。脳の側頭葉の古皮質にある「海馬」と呼ばれる部分は短期記憶が行われる場所です。コンピューターでいえばメモリーに当たる部分で、そこから長期の記憶を司る連合野にある「大脳新皮質」に記憶が移されるのです。コンピューターでいえばハードディスクに当たる部分です。

 

 しかしこの「海馬」には個人差があるので、集中力が15分しか持たない人もいれば2時間以上も一時的に記憶を溜めて置ける人もいます。それを理解し平均値として30分で一度区切り、PDCAサイクルを的確に回して、「大脳新皮質」に記憶を移すことが重要であることを忘れないでください。