森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自由なふるまいにも限度がある」 | kasai-teruoのブログ

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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自由なふるまいにも限度がある」

 ある程度成長した部下に仕事を任せるとき、「自分の思うようにやって良い」という上司がいます。しかしこの言葉を勘違いする部下もたくさんいます。思うようにやって良いのは、常識の範囲を逸脱しないことです。

 

 少し前に、発明王エジソンの言葉である「価値ある仕事をやりとげるための必要な条件は3つある。第1に勤勉、第2に頑張り、第3に常識である」をご案内しました。「価値ある仕事」というのは皆に認めてもらえる仕事であり、それが非常識であれば見向きもされないからです。

 

 それは商品やサービスは言うに及ばず、コミュニケーションの場において、礼儀やマナー、道徳などの規範を超えるようなエキセントリックなことをすれば、人として一人前と扱ってもらえず、当然ながらビジネスも不調に終わります。

 

 常識を逸脱することを個性と勘違いし、自分は魅力的で皆が認めてくれるという自惚れが、こうした失敗行動を生むのでしょう。そんな気持ちはとことん押さえるに限ります。

 

 もちろん、自分なりのやり方でないと成果を上げられない人もたくさんいますし、それが自分らしさとなり成果に結びつくことも事実です。

 

しかし自由なふるまいにも限度があることだけは忘れないでください。あくまでビジネスというのはお客様が評価し、その評価基準の中に常識が含まれていることを肝に銘じておきましょう。