先日、下の子が「USBメモリを買って」と言うので、それをたくさん所持しているはずの上の子に、「使ってないやつあげれば?」と言うと、「もうないもん」とのこと。

 

 上の子には何回もUSBメモリを買ってあげた覚えがあるのですが、「もうない」ってことは学校で盗られてるからで、私と下の子は声を揃えて「バカじゃん」と言いました。

 

 「じゃどうすればいいの?」と、上の子は逆上しましたが、「カバンの奥の方に隠すとかしとけよ」って感じです。

 

 こちらの学校には、給食がないので、学校で買うか、食べ物を持参するかなのですが、上の子も下の子も、何度も昼食代を盗まれたことがあります。(苛められてるとかではなく、そういうことが当たり前に起こる感じです)

 

 

 

 また、学校の月謝は現金で支払うのですが、教室からそれを支払う場所は遠く、忘れてしまったり、面倒くさかったりして、お金を持たせた日に払いに行くことはないのは分かっているので、「早く払わないと(盗られて)無くなるよ!」と言うのは、当たり前になってしまいましたが、それってとっても悲しいことだなと思います。

 

 

 うちの子が行ってる学校では、パソコンを持参しないといけない日が週に何度かあり、「USBメモリや、昼食代に比べたら、そっちの方が大分”金目の物”なのに盗られないのはなんでなんだろう?」と思って子供に尋ねると、教室に監視カメラがあるからだそうで。

 

 

 

 ここ何年か、近所にガロンのアクアが売ってない時が多くあり、レノさんに車で何処かで買ってきてもらったりしていて、今日は家の前に停めてある鍵を閉めてない車に、「後で忘れないように、ガロン車に入れとくね」と言うと、「ゴミの人に盗られるんじゃない?」と言われ。

 

 ゴミの人というのは、人の家のゴミの中から、ビンや缶や紙などの資源物を集めて生活している人たちで。

 

 「いやぁ、人んちの車を勝手に開けたりはしないんじゃない?」と、私は言いましたが、「あぁ私はそういう国に暮らしているのだな」と、なんかがっかりしました。

 

 

 

 何かを盗られて嫌な思いをしないためには、こっちが盗られないように気を付けるしかないですが。