「ロックの女王」ティナ・ターナーさん死去  | 歴史の散歩道~KANAのひとりごと

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1996年11月、ロシア・モスクワのステージで歌う米歌手のティナ・ターナーさん


ハスキーボイスの力強いステージが魅力で「ロックンロールの女王」とも称された米歌手ティナ・ターナーさんが、スイスのチューリヒ近郊にある自宅で死去したことが24日明らかになった。83歳だった。


代理人がターナーさんのSNSで公表した。死因は明らかにしていないが、AP通信によると、長い闘病生活の末に亡くなったという。


1939年、米南部テネシー州で生まれた。元夫のアイク・ターナーさんとデュオを結成しデビューし人気2人組として活躍したが、家庭内暴力に苦しみ70年代に離婚。その後は人気が低迷した時期もあったが、80年代に入ってソロ活動で「プライベート・ダンサー」や「ウィー・ドント・ニード・アナザー・ヒーロー」など数々のヒット曲を送り出してきた。


「ホワッツ・ラブ・ゴット・トゥー・ドゥー・ウィズ・イット」で最優秀女性ポップボーカル賞を獲得するなど、米国の音楽界で最も権威のあるグラミー賞に8回輝いた。その歌声やパフォーマンスには、多くの歌手や音楽家が影響を受けたといわれ、「ロックの殿堂」入りも果たしている。 また、ターナーさんは自伝を出し、目が腫れるまで殴られるなど元夫から受けた虐待を告白。当時は著名人が家庭内暴力や虐待などの被害を公にすることは珍しく、米国社会に大きな影響を与えたといわれている。(ニューヨーク=遠田寛生)