2022.9/9(水)『重陽の節句』【訃報】9/8エリザベス女王(86歳) | 歴史の散歩道~KANAのひとりごと

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2022.9/9(木)『重陽の節句〈菊の節句:くくりの日〉』のお導きは…🐲


今日9月9日は「菊の節句,重陽の節句」です。

奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれます。

陽の極が2つ重なることからたいへんめでたい日とされ、宮中行事としては天皇以下が紫宸殿に集まり、詩を詠んだり菊花酒を飲んだりしてけがれを祓い長寿を願いました。
また、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でてたりもしたといい、枕草子や紫式部日記の中でもその風習をうかがうことができます。
中国では、菊の花には不老長寿の薬としての信仰があり、鑑賞用としてより先に薬用として栽培されていたようです。
漢方でも薬効を認められている菊の花の種類は少なくありません。

その意匠が皇室の紋章ともされている菊は、まぎれもなく日本を代表する花といえますが、そのルーツは、薬用として中国から伝わったものでもあるようです。薬用ということはさておき、日本では食用の菊花もさかんに栽培されています。日本で菊を食材とするようになったのは、室町時代のことらしく、現在では青森県、秋田県、山形県などの生産地を中心に、さまざまな菊料理がつくられています。

松尾芭蕉の句: 草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒

今日の誕生花
菊〈白〉(花言葉 真実)



イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が、9月8日、96歳で亡くなりました。女王の死去を受け、長男のチャールズ皇太子が国王に即位しました。






 🎦『エリザベス女王陛下の微笑み』



2020.9/9(水)『重陽の節句〈菊の節句:くくりの日〉』のお導きは…🌠