目黒シマネで開催された『大林宣彦デラックス〜キネマの玉手箱〜』初日Aプログラムへ参加した | 歴史の散歩道~KANAのひとりごと

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女優&カラーセラピスト・上級食育指導士として日本の歴史を創った偉人たち(史跡・神社寺院・老舗)を歩き感じたKANAの思いを綴ってみました♪

あなたへの、新たな発見&気づき&癒やしになれば嬉しいです♡











昨日の夏至は、EX仲間に誘って頂き、目黒シマネで開催された『大林宣彦デラックス〜キネマの玉手箱〜』初日Aプログラムへ参加した🎶

雨の日にも関わらず、満員御礼🈵🚻🚻

大林宣彦監督と言えば、ほぼリアルタイムで『時をかける少女』『ねらわれた学園』『転校生』『ふりむけば愛』『ふたり』『天国にいちばん近い島』『彼のオートバイ、彼女の島』そして最近の『花筐/HANAGATAMI』を観ている♪

今回は(たぶん)初代ぶっ飛び女優と評されていた秋吉久美子さんのトークショーがあり、未観の出演作『異人たちとの夏』と『HOUSE ハウス』を楽しみに伺った♪

『HOUSE ハウス』1977年が初の劇場公開〜言わば監督デビュー作品なんだが、ポスターからしてホラー👻オカルト満載な大林宣彦監督ワールドなんだろうな🎵

ストーリーは、夏休み大好きな父と過ごす予定だった“おしゃれ(池上季実子)”は、恋人を連れて来た事と再婚に反対して、恋人(三浦友和)を戦争で亡くして田舎に一人住む叔母(南田洋子)の家(HOUSE)へ部活の仲間と合宿する事に。
ところがその家は・・・長年一人住いの叔母は・・・

まんまでした(笑)
当時はCGがないから、撮影は長丁場で大変だっただろうな💡←お金かかってるだろうな💰と、合宿参加した同級生役の若き女優たち(大場久美子、神保美喜他わかりませんが)に売れ続けるって大変だな❗❕って(^w^)

で、続いては『異人たちとの夏』1988年公開

脚本家の原田(風間杜夫)40歳は、自分のマンションが夜になると自分と3階の1軒しか住んでいない事に気づく。ある夏の夜、不思議な体験をしたロケハン後に昔住んでいた浅草を散策すると、見知ってる一人の男性(片岡鶴太郎)と出逢い家に招待される。そこには彼の奥さん(秋吉久美子)がいて楽しいひと時を過ごす。至福の中、深夜帰宅すると同じマンションに住むと女性K(名取裕子)が訪ねて来るが追い返す。
その夏の夜の幸せな時を忘れられず、二人の元に通いだす原田は・・・。

母である女性(秋吉久美子)と息子の原田(風間杜夫)のアイスクリームの器を棚から下ろすシーンの見つめあいに、思わずKissするの❗❔と男女の危うさを感じたが・・(笑)
↑これ、その後の秋吉久美子さんのトークショーで、大林宣彦監督に「女いらない❗」とダメ出しされたとか(笑)策略なしな無邪気なお母ちゃんを要求されたよう♪確かに危うかった(笑)まだ、危うかったけど(笑)
それもそのはず、12歳で亡くした両親は30代前半、原田は既に40歳なんだから。。

まぁ、色々な展開もあり、ストーリーもノスタルジックな作風も大林作品では好きな方かな❤

ぶっ飛び女優と思っていた秋吉久美子さんは、知的な1/1000しか本音を言わない素敵な女優さんでした(*^^*)60歳とは思えないお美しさ💕

お父ちゃん役の片岡鶴太郎さんは、これがデビュー作で、助演男優賞を取られたとか。
秋吉久美子さんの助言があったそうで、自然な演技が素敵でした❤

今年120本目『HOUSE』
121本目『異人たちとの夏』