「夢をかなえるために」 | 低学歴低収入でも二ヶ月に一回高級ソープにいける秘密メソッド!

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 91年に上京し、当時はバブルでバンドブームだった。バイト先で世間話になり、上京したんです、出身地どこ?の流れになった。出身地をいうと必ず氷室某やら布袋某やら桜井某を出された。正直俺は音楽なんぞどうでもよく、むしろバンドブームに乗っかったような音楽には興味がなかった。坊主で若さに欠けた格好をした俺を見て、バンドを組んで一山当てようと考えるやつだ、と決め付けるやつはいないだろう。

 あの当時、夢を持たねばいけない雰囲気だった。誰も彼も「夢」とか口走り、地に足が着いてないうわごとを口にしていた。あいつらは今当時を振り返ると、きっと恥ずかしくなるだろう、後悔もするだろう、なかったことにしてくれといいたいだろう。

 俺が上京した理由はただ「逃げてきた」だ。親元にいたってむしゃくしゃするだけだし、地元にいたら必ず車が必要になるし、なら、車がいらない東京に出よう!と。

 なのであの当時の若者にしては、ひどく浮ついたところがなく、堅実に見られたようだ。

 上京する前、地元ではヤンキー連中の間では、いんちきマルチが流行していた。この胡散臭さはあの当時に蔓延していて、どうも俺はついていけず違和感を覚えていた。

 俺の夢ってなんだっけな~まったくなかったな~結局18で高級ソープで童貞喪失して、すごくブレがない人生だった。彼女を作るために努力なんてしたことない。最終目的はソープにいきゃいいじゃねえかと、日々節倹に励んだ。

 行く先々で「夢」という言葉を耳にして、内心失笑した。

 なので「夢」とかそういう言葉が大嫌い