今年のGWは曜日の並びも良かったので、人並みに連休を満喫しようと思いましたが、帰省ラッシュやUターンラッシュに巻き込まれたくないので、5日に出発して1日かけて出雲に到着。連休真っただ中ということもあり、その日はマンガ喫茶に宿泊。食事は近所のイオンで、雨ということもあり75%オフの売れ残りで済ます(祝日だったので豪華だった)。

 翌朝早く出雲大社を参拝。そのまま石見銀山も見学。計画では壇ノ浦も行きたかったのですが、素早い移動手段がなかったので断念。前日からの山陰自動車道の無料区間を活用しながら、山陽自動車道でトリバゴで予約していた神戸に向かう。阪神高速も首都高のように、出口が右側だったりするので困惑。食事は駅前の関西スーパーで60%オフで購入。

 翌朝早く異人館街を散策。海岸に山が迫る大都市は神戸だけで、関東にはない新鮮な印象を受けました。新神戸駅を横目に一般道で羽曳野市に向かい大塚山古墳、雄略天皇陵、仲哀天皇陵、応神天皇陵の古市古墳群を見学。それから西名阪自動車道で天理市に移動し、更に時代の古い崇神天皇陵、景行天皇陵と、箸墓古墳を見学。明日香村の石舞台古墳は既に閉館していたので、やむを得ず持統天皇陵と欽明天皇陵を参拝。

 前方後円墳は二等辺三角形の頂点に円が乗る構造とされ、古代ギリシャの初期のゼウス信仰も3年目ごとの祭礼で、オシリスが再生する期間を指すとされます。円はアルテミスもしくはアポロン信仰の象徴なので、古代エジプトのアメン信仰から、アテン信仰への移行を表しているのかもしれません。ツタンカーメンも本当の名は、ツタンクアテンなのです。

 奈良駅前に宿泊したので、早朝にバスで東大寺に移動。すると大勢のお経を読む声が聞こえ、朝のおつとめかと思ったら、毎月8日と15日に行われるとの由。大抵の人は大仏は眺めるだけで、聴く楽しみもあることを知らないでしょう。空いていたので柱の下を何度もくぐれ、観光地は早朝に限ります。その後ホテルに戻り、名阪国道から帰路につく。