バブル時代の靴下は足首丈で、レトロな印象が新鮮に感じられました。ルーズソックスは和製英語で、語呂合わせから日本を敗戦に導いた、ルーズベルト大統領が意識されているのかもしれません。

 つまり日本人は湾岸戦争で蚊帳の外にされたので、アメリカを征服するという意味が込められていて、来日したブッシュ大統領はアウェー感から倒れ最終的に再選を逃しました。ガングロや大阪弁をはじめ、カッコ悪いことが価値とされ、投げやりの風潮が30年の停滞を招いたのです。

 「成長」ということばも平成時代によく聞かれ、到達する理想的な人物像が、ふさわしい場でふさわしい発言をできる人だとしたら、島国という閉鎖的な空間の発想で、停滞の遠因になっていると考えられます。

 「友達大事」もよく聞かれた言葉で、友達を大切にするあまり「そんたく」になっていませんか?自分を好きになれない人が、他人を好きになれるはずがなく、友達いなくても死んだりはしないので、自分を大切にしましょう。