シークレット・ガーデン 82 | 嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんが大好き。
メンバー全員大好きですが、
特にも相葉くんに惹かれてやまない櫻葉erです。

「おっ、相葉ちゃん
今日はいつも以上に顔色がいいな」

「僕、今日はとっても気分がいいんです」

「そっかそっか、そりゃあ何よりだ」



カズに車椅子を押してもらい、手術室の前までやって来た僕を


大野先生はいつもと変わらぬ穏やかな笑顔で迎えてくれた。



「大野先生、今日の手術
絶対絶対成功させてくれないと
俺、大野先生のこと一生許しませんからね」

「可愛い顔して
相変わらずカズは容赦ねぇな」

「俺のこと可愛いって言うのやめて下さい。
それから、カズって呼び方も!」



可愛いヤツを可愛いと言って、いったい何が悪いんだと大野先生が開き直れば


そういう所が気に入らないと、更にカズが噛み付いた。


そんな二人のやり取りを笑いながら見ていたら、手術室のドアが開いて担当の看護師さんが出て来た。



「確認のために、名前をお願いします」

「相葉雅紀です」 

「相葉雅紀さんですね。
では相葉さん、行きましょうか」


それまでカズが押してくれていた車椅子を、今度は看護師さんが押してくれた。


「じゃあ、カズ、いってくるね」

「まぁくん、頑張ってね」

「うん」

「手術が終わる頃には
櫻井先輩も来てるから」

「うん」

「まぁくん、絶対大丈夫だからね」


手術は必ず成功するから



精一杯僕を励まそうとしてくれるカズにバイバイと手を振り、真っ直ぐ手術室の中へと入って行く。



翔ちゃん、いよいよだよ。


怖くないと言えば嘘になるけど


でも、僕頑張るから


翔ちゃんと歩む「未来」のために




僕、頑張るからね。





つづく