シークレット・ガーデン 13 | 嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんに寄せる想い~ここママの妄想小説

嵐さんが大好き。
メンバー全員大好きですが、
特にも相葉くんに惹かれてやまない櫻葉erです。

「それでは失礼致します」

「ありがとう」




フロントに連絡を入れ、届けてもらったのは今日の朝食。



食の細い雅紀でも食べれるように、具沢山の中華粥や1口サイズのサンドイッチ。



少しずつ、色んな料理が楽しめるように



カットフルーツやデザートも用意してもらった。





雅紀の寝顔を見ているうちに、いつの間にか俺まで眠ってしまっていたらしい。



この仕事について、客に指名され何もしないで過ごした夜は



多分……初めてのことだった。





俺が目覚めた時も、雅紀は穏やかな寝息を立てていて



このまま目が覚めるまで、ゆっくり寝かせてやりたい気もしたけど



永遠には続かない時間。



俺はホストで
雅紀は客で



そんな二人は、日付が変わるまでの「恋人同士」で



あの頃ずっと夢見ていた関係が、まさかこんなカタチで叶うなんて



「皮肉なもんだよな」





銀色のワゴンを押しながら、ノックもせずに部屋に入ると



雅紀は、どこか落ち着かない表情でベッドに腰掛けていて



「なんだ、もう起きたのか」



ワゴンを止め、声をかけた俺に




「翔ちゃん!」




弾けるような笑顔を見せた。








つづく
*・゚・*:.。.*.。.:

おはようございます



このお話の前に
ひとつお話をアップしています。



櫻葉じゃないお話は
需要……ないかな(。 >艸<)