劣等があることと劣等感は何の関係もない
劣等感の原因とは所属感の欠如である。
例えば大学に合格したり不合格になったり、就職ができたりできなかったり・・・
人はそういう時に劣等感を持つが、「不合格」自体は劣等感の原因ではないのです。
もし「不合格」とか「優秀でない」ことが劣等感の原因であったなら、エリートコースで大企業に勤めている人が鬱になったり自殺してしまうことはないですよね。
現実は、周りから見たら人より優秀であるのに、エリートコースの人でも自殺してしまう人はたくさんいる。
「優秀であるか否か」ではなく、劣等感があるから自殺してしまうんです。
自分はこの大学に受かったら受け入れられる = 受からなかったら受け入れられない
優秀であれば受け入れられる = 優秀でないから受け入れられない
そういう考えの中で生きているから、受からなかったり受け入れられない時に所属感の欠如がおこり、劣等感が生まれてしまう。
劣等感が生まれない人
大学に合格しようが不合格だろうが、愚かだろうがそうではなかろうが、ありのままの自分を受け入れてもらえれば劣等感が生まれることはないでしょう。
「不合格」がこたえた人が反省すべきこと
「不合格」でこたえた人は、ありのままの自分を認めてもらえていない人生だったと反省することが大切である。
自分の人間関係を反省しなければ、どこまでいっても劣等感がなくなることはありません。