青森市にある古書店「かさぶた文庫」さんが8月閉店 | かるがも書房店主のブログ

 青森市にある古書店「かさぶた文庫」さんが、8月いっぱいで閉店するというのを「X」で知り、かなり、かなりショックです。

 

かさぶた文庫(@kasabutabunko)さん / X

 

 というのも、「かさぶた文庫」さんは、開店したのが2022年の12月(クリスマスイブだったそうです)、当店が開店したのは2023年6月で、半年しか違わず、なんか私の勝手ながら、同期のような同士のような気がしていたんです。

 

 とてもひと事とは思えず、知った次の日が休みだったので、話を伺いたく、また以前から行ってみたかったので、お邪魔してきました。

 

 入り口を入ったところの正面に穏やかな店長さんが座っているこじんまりとした店内。神田古書店街にあるような、店主の好みの本がたくさんあるお店です。ノンフィクション物がお好きなのだそうです。(実は私もノンフィクションが好きです。)私の好きなジャンルの本のコーナーを紹介して頂き、見たとたん、「これ!」っていう本が並んでいたので、6冊購入しました。閉店まで3割引きということでしたが、「定価で購入します。」という私の申し出をやんわりとお断りくださり、3割引き+値引きをしてくださいました。

 

 本屋を続けていく。大変なことです。「かさぶた文庫」さんと、うんうんそうだよね・・・と、よもやま話をし、つくづく残念過ぎで、お話をしてちょっとは落ち着きましたが、返る道中、やっぱり私のショックは消えませんでした。

 

 欲しいジャンルの本があれば、親切に教えてくださいます。私は背が低く、棚の高いところにある本は取れないので、取って頂きました。閉店まであと2か月ですが、きっと欲しい本が見つかると思います。青森駅から歩いて6,7分の所にあります。