虫に刺される機会が多い季節に突入しました
こどもは虫に刺されると、大人よりも刺された場所の炎症がひどくなりやすいのが特徴です。
虫の種類としては、蚊・ノミ・ブユ(ブヨ)・ダニなどがあげられます。
虫刺され痕がひどくなることを予防することの他に、虫刺されが原因で発症する感染症があるので、虫よけを使って予防策をとることをおすすめします。
日本ではまれですが、蚊が媒介する代表的な感染症はこちら…
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蚊:日本脳炎・デング熱・ジカウィルスなど
ダニ:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など
今回は新しく発売された「イカリジン」という虫よけ成分を紹介したいと思います。
こちらの虫よけ成分の特徴は…
年齢制限や回数制限がないこと
虫よけ特有のにおいが少ないこと
肌にやさしい
顔に使える
マダニにも効果があること
があげられています。
お肌に直接塗るのを嫌がるお子さんには、洋服・帽子やベビーカーに噴霧するのをおすすめします。
予防していても刺されることがありますので、刺された部分の炎症がひどくなった場合には、小児科や皮膚科を受診してください。
※以前から使用されている虫よけ成分の「ディート」は副作用が少なく安全に使用できるものですが、使用回数は月齢・年齢ごとに制限があります。
お顔に使うこともできませんので、注意事項をよくお読みいただいて、お使いください。
助産師 中川