を詰まらせてしまう方も多いかと思います。

んで。詰まらせるにちなみ思い出した話をせっかくですから書き残します。

これは当社役員ムラと僕の若い頃のお話です。ノンフィクションです。
マジで盛ってないからね笑。

書きます。

当時、僕は25歳。ムラは19歳でした。
同じ千葉の焼肉屋で働いてました。

その日も120席24テーブル満席!!

キッチンでわかめスープを作ってた僕をホールの女の子があわてて呼びに来ました。

「店長!大変です!お客さんが倒れてます!!」

すぐさまお客様の卓に向かうと、チワワみたいなおばあちゃんが震え泣きながら「助けて下さいっ!」と僕に言ってきます!

向かいに居たおじいちゃんが、ぐたっとシート席に横たわって居るのを見て、
僕が声を掛けても返事がありません!

おじいちゃんとおばあちゃんは2人でご来店。

僕はおばあちゃんに「どうしたんですか!!?」と聞くも「急にこうなった」的な返答。

一瞬何が起きたか分からなかったのですが僕は気づきました。

「詰まらせたんだ!!肉。」

本当に焦りました。パニックです!

すぐにホールの女の子に救急車を呼ぶ様に告げてから、すぐにおばあちゃんじゃない、おじいちゃんの口をこじ開けると特に何もありません!

その間も全く呼吸がない。

僕はシート席からおじいちゃんを床に抱き降ろそうとしたのですが、頭が重くてガクッてなります。(意識ない人間ってそうなる)ガクッて。

とてもじゃないけど一人では抱き降ろせない。(結構大きめのおじいちゃんだった)

そこで僕がホールに居たスタッフに呼んできてくれと頼んだのが、はい!ムラです!

今思うとスタッフ15人くらい居る中から当時まだ19歳のムラを、僕はトッサに呼んだ訳ですから当時から僕は日頃からムラを頼りにしてたのかも分かりません。

さて。

ムラに協力してもらいおじいちゃんを床に倒すと、いよいよ周りのお客様も異変に気づき始めます。

「え!ヤバくない!?」
「救急車呼びましたか!?」
「どうしましたか!!」

そんな声が聞こえて来ました(若干覚えてる。何しろオレは必死だったから)

救急車を呼んでいるホールの女の子に
「電話ごしで、食べ物を詰まらせた時の対処を聞いて!」と指示をすると

ホ女「体を横にして背中を叩いて!と言ってます!!」

ホ女「名前を呼んで上げてください!だそうです!!」

僕はすぐにムじゃない、おじいちゃんの名前を聞くと、周りに居たみんなで名前を呼びながら体を横にして背中を必死で叩きました。

すると出てきたんです。

たんや胃液?に混じった小肉が!!

一瞬、あれ?これさっきから口の中に入ってたやつかな?え?いや、さっきは口の中には何も入ってなかったよね?
そんな事を自問自答しながら、

全然関係ないですが、小肉を見た僕はその肉が「ハラミ」である事まで分かりました←これ本当だからね笑!

ハラミはでてきてもハラミだと分かっても、おじいちゃんの意識はありません。

その間、信じられないことが起こりました。

ムラはおじいちゃんの左腕の脈を計り「これゃダメだ。脈ない。シンデル。」
って言ったんです笑!!

なぜ彼がそんな事を言ったのか未だに不明です笑。

凍りつくおばあちゃん。
周りのお客さんも凍りついたと思います。

おれも良く良く後で考えると、そんなスペシャル冷静なムラに改めて惚れただと思います笑

いやしかし。19歳のムラにしたらあの土壇場でパニックだったんだろう笑。

(↑↑これはまだ落ちじゃないです。まだ続きます。)

「出てきたっ!出てきたっ!」と僕がホ女に告げると彼女が言いました。

ホ女「意識はありませんか!!?」

僕「ない!ないよっ!!」

そこで僕とムラは今世紀最大のお題を投げ掛けられました。

ホ女「人工呼吸して下さい!って言ってます!!」

この瞬間。僕とムラの目が合いました。
一瞬でした。ほんの一瞬だけ笑。


しかし僕とムラには3時間程に感じた。

いや、三日三晩寝ずに話し合った。

「どうするよ?」

「いやいや。そこは、ほら」

横たわるおじいちゃん。

「いや。おま年下だよな?」

「業務なのか?」

「おまえやれよ」

「いや、おまえがやれ」

お互いお互いの目を反らさなかった。

「で?どうするよ?」

「ア?コラ!?」

「アァ?ゴラッ?」

横たわるおじいちゃん

「ネタにするだろ?」

「何が?」

「いや。ネタに」

「おま、しねーよ!」

そんな会話を一瞬した後、結局僕が人生初の人生呼吸をしました。

3日間くらい口の周りが、おじいちゃんの臭いがしました。

その後、救急車に運ばれておじいちゃんは助かり、僕も後日お見舞いに行きました。

その時、ハラミであることも確認が取れました。「やっぱりねハラミだよね。」

おじいちゃんに命の恩人と言って1万円頂いたのを覚えています。

僕はおじいちゃんが助かって嬉しかったです!

良く良く考えると、あの時ホールの女の子が救急車を呼んだ時、お店の住所とかお店の目印、電話番号等をテキパキ言えたのが良かったのだと思います。

今一度、みんなも自分のお店の緊急時チェックを確認するのも良いかもです!

誰が人工呼吸するかもね笑

以上です!