【ベルサイユのばら50】を東京千秋楽に観劇してまいりました。
なんたって、 昭和49年の初演の東京公演が私の宝塚デビューです。感慨もひとしお。
もう50年前なのね!!ひー恐ろしい…!!
母が『あの時連れて行かなきゃ良かった。』と何度も言うほど宝塚にはまったのはベルばらがきっかけで原因です。
♪愛あればこそを聞き覚えで歌っていましたが、♪あいうえに人は美し〜と歌っていたところ、母から『あいうえじゃなくて愛ゆえによ』と言われたことを鮮明に思い出します。【愛ゆえ】なんて言葉を知るよしもない小学生でした。
凰稀かなめさんのオスカルが大好きで(女優さんになっても大好きは現在進行形)、かなめさんのオスカルを見たときは
『かなめさんは実写版のオスカルだ!!』
と思いましたよね〜。
外見だけではなく中身もオスカルが乗り移ったかのようなかなめさんのオスカル。
今宵一夜の女っぽさには見ている方も恥じらいが…。アンドレが惚れるのも無理はない。
『シトワイヤン、 ゆこう〜!!』の力強さったら…。ええ、ええ、見ていても一緒にバスティーユで戦ってる気満々になります。
かなめさんが 宝塚でオスカルを演じられたのは10年前ですが、今も当時と変わらないスリムなスタイル。素敵です!
オスカルの軍服と金髪がこれほど似合う方はいらっしゃらないと改めて惚れ惚れしました。惚れ直しーー!!
公演の最後の方に、ご逝去された方々のお写真が投影されたのですが、峰ちゃん(峰さを理さん)の小公子の写真が出てきた時には号泣でした。峰ちゃん、ベルばらⅢでは小公子を演じられていて、確か新人公演は主演のフェルゼンをされたのではなかったかな?
峰ちゃんに出演してもらって『ばらのスーベニール』を歌ってほしかった…。
東京公演だけ初代マリー・アントワネットの初風諄さんがご出演されました。
もうね、彼女のばぼーんとしたアントワネットに惚れましたので、青きドナウを生で聞けて本当に本当に嬉しかった!
しかもカデンツァつき!!そこからの愛あればこその歌でフィナーレにつながったと記憶しています。
私は初演からのつよ〜い深〜い思い入れがあるのですが、割と新しい宝塚ファンの隣で見ていた友達とは思いを共有できません。仕方ないですね。
人それぞれのベルサイユのばらです。
今年は雪組で公演されますね。
なんとか観に行けますように!!
♪ああ 愛あればこそ
世界は一つ愛ゆえにひとは美し♪