君の声に救われたのは。 | 音の破片

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音楽(ライブ)好き人間の、右脳的ブログ。

再び、ダイバーシティへ。
本日はストレイテナーの「future dance tour」です。
今回もやっぱりネタバレすると思いますので、これから楽しみな御方はスルーで。
 
 
 
 

生まれたてのニューアルバム「future dance」をひっさげた、お披露目的なライブでした。
前作「COLD DISK」がどの曲もライブ映えする名作だったので、今回はそこと比べちゃうとライブ映えしない曲が多い。
どっちかというと、このツアー終わっても、次からのツアーのセトリに入るかなあ・・・て感じの曲が多い。
しかしながら、圧倒的に中毒性の高い曲が多いのも然り。
何度も何度も、繰り返し聞いてしまう。もう一周、またもう一周、と。
ライブハウスよりもおうちでひとりで何度も聞きたい曲ていうのかな。
特に「タイムリープ」の中毒性はんぱない。何度でもおいしい感ぱねえ。
 
あとは、「彩雲」シリーズ(と勝手にカテゴライズしている)「BoyFriend」の、いい意味での違和感。
 
今までは、テナーの、というかホリエ氏の世界観て、いわばモノクロフィルムで映した中世の庭、みたいな(←)不思議なアナログ感があった。

 

 
 
↑そうそう、こんな感じw
それは時に拒絶的でもあり、印象的でもあったわけで。
一枚の絵の前で、いろいろなストーリーを浮かべて、それは作者の思い描く物とは違うのだろうけれども、でも好きに想像していいよ、という感じの曲が多かった。
それが、最近は時々とてもカラフルで、現実的で、いわゆる人間くさいかんじの世界が見られるようになってきた。
聴けば誰しも同じような風景を共有することができる。
言い換えるなら、分かりやすくなった、のかな。

それが、今作で言うところの「Boy Friend」であり、「もうすぐきみの名前を呼ぶ」だったりする。
聞いた瞬間、
おおお、甘酸っぱーーい!と悶絶してしまうようなww
テナー流の胸キュンソングか。やられっぱなしだわ。
 
 
てなわけで、テナマニ以来のストレイテナーのライブでした。
 
ここのところ、キラチュンで心がまったく踊らなくなってしまった自分が寂しいw
テナーの美メロのなかでゆらゆら泳いでいたい。なんなら一生。
なのでもう、とにかくあんまり手を上げたり、手拍子とか、周りに合わせることもしないで、とにかく音にひたすら集中していた。
そしてまさかのBoyFriendで泣いた。なんて切ない。
全然テナーの事じゃ無いことを思い出して泣けた。
 
あのとき君の音に救われていたのは、誰より僕だったよ。
多分。
 
今作の中でも、最もライブで聞きたかった「Our Land」。
やっぱり素晴らしかった!この曲のスケールの大きさに鳥肌たった。
もう野外とかでOur Land聞きたい!野外!
やろうよ野外ワンマン!www
 
というわけで、壮大に幕を下ろした初日ですが。
まあ、初日なので、ね。ていう場面は結構多かったですし、オーディエンス側もはじめて生で聞く曲もあるし、そりゃあしょうがないですよね。
 
馴染んでいくのを待ちましょう。音が身体に。
 
そして、なんと。
ストレイテナーの20周年記念ライブは、幕張!
そして、まさかの??ファン投票ライブなのか??
テナマニばりのマニアック曲がまた飛び出すのか!?
ていうか私は、現時点でもう行けないことが決まっていて、発表後からテンションだだ下がりなのだがなww
もしかして、ついに、「蝶の夢」聞けちゃう??聞けちゃうの?
 
 
(くそう。幕張ライブ、絶対DVDにしてほしい・・・。)