【曖昧な“かかりつけ医”制度は誰のため】
セルフケア支援の専門家
医療コミュニケーターの
藤咲里花です
ご訪問いただきありがとうございます
なかなか更新できない日が続きました
ということで早速ですが…
前回投稿の中で触れた
“かかりつけ医”について…
「通っていた病院が、私の“かかりつけ医”ってことですよね?」
というご質問をいただきました
答えは…
「病院に確認しないとわからない」
というのが現状です。
患者の立場からすると
通院していたのだから
自分にとっての“かかりつけ医”だと思いますよね。
*以前、通っていた
*診察券をもっている
*カルテがあるから
*風邪をひいたら診てもらっているから
だから…
「この病院が、私のかかりつけ医!」
「〇〇先生が、私のかかりつけ医!」
患者としては、そう思っていても
医療者側は、そう思っていない…
ということもあるかもしれません
“かかりつけ医”については
新型コロナウイルスをきっかけに
はじめて耳にした方もいらっしゃれば
「かかりつけ医って何?」と
疑問を抱いた方もいらっしゃると思います
「かかりつけ医をもちましょう!」
という声を、
私は以前から耳にしていましたし
シンポジウム等で登壇させていただき
語らせていただくこともありますが
私は、その必要性をとても感じています。
とはいえ…
“かかりつけ医”については
疑問や違和感がアレコレあるので
綴りはじめたら
また長くなりそう
ということで
簡単にお伝えすると
“かかりつけ医”は
公的な制度として定められているわけではなく
今のところは…
患者のためというより
行政・医療機関のため(事情による)表現のように
私には感じられてなりません…
医療機関としては
“かかりつけの患者”ということになりますが
ワクチン接種で目にした方もいらっしゃると思います。
“かかりつけの患者”のみ
ワクチン接種を受けつけます
という医療機関も多いようですが
その“かかりつけ”の判断は
医療機関によってバラバラ
多くは
*次の受診予約がある患者
*定期的に薬の処方がある患者
ということで
カルテがあればOKではない…
つまり現状では
患者側と医療者側の
認識の相違がある
“かかりつけ医”なのです…。
肝心なことは
かかりつけ医機能をもつ
全国の医療機関においては
いずれも同じように
“かかりつけ医”の定義に沿った
医療の実現
患者としては
そう願うばかりです
かかりつけ医をもつ…
はじめにお伝えしたように、私は
この必要性をとても感じています。
特に
慢性疾患では重要ですし
健康管理をはじめ
予防医療においても
大切なことだと思っています。
だからこそ
行政・医療機関の事情ではなく
患者の立場となる方々が
安心できる生活・医療のため
そして、有効な医療利用のためにも
早急に体制・システムづくりを強化し
かかりつけ医の機能が整うことを
心から願っています
今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました
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