もどかしさ感じまくり!?… 《医学生の質問&感想より③》 | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

【やっぱりわかってもらいたい患者…】

 

医学部学生の方々にいただいた
質問&感想に
私からの回答、そして…

それぞれの方に綴っていただいたメッセージに
私が想うままにお返事を綴らせていただいています。


前回は、
「患者を完全には理解できない…」という話しを綴りましたが、
Bさんにいただいた質問がそのままになっていましたので
今回はそのことについて…

Bさんには、
・「自分が感じる痛みを正確に伝えられずに
         もどかしさを感じることはありますか?」
・「そのような時、どうされていますか?」


というご質問をいただきました。

私がお伝えできることは
あくまでも私の体験です…
その点をご理解いただけると幸いです。

 



「もどかしさを感じることがありますか…」というご質問には

あります」という回答になりますが、
ある!ある!ある!
あるどころではないですよ!!!

と表現したいほど
もどかしさを感じまくりの経験がたくさんあります。

私は患者として、
痛みに関してだけではなく、自分の訴えを
医師に理解してもらえない悲しさを
幾度となく経験しています。

そして、一人の人間としても
家族や周りの人に理解してもらえないことほど
辛いものはありませんでした。
 

「どうしてわかってくれないの!?」

一旦イライラすると感情的になるばかりで
わかってもらえない悲しみも加わり
その感情を、ついついぶつけていました。

ぶつけまくっていました… あせる

とはいえ、はじめからぶつけていた訳ではありません。

私の記憶では…
4歳の時の医療体験からはじまりますが
医師に怒鳴られたり、否定されたり
子供の時から医療=怖い体験でした。

4歳の時から…ということも
大きく影響していると思うのですが

人間としての形成・成長にも大きく影響し
人生にも大きく影響しています。

医師は、大人は、
私の言うことを信じてくれない
私の気持ちをわかってくれない
なにか伝えると怒られる…

自分の想い・意見を伝えられなくなり
内向的な性格となり
自分に自信がなく
人と目を合わせることができず
人と話すこと自体が恐怖となりました。

そんな過去を今では
「信じられない!」といわれますが、

大人になってから頑張りました!(^^;)

今回も実は深い話なので
綴りだすと尽きませんが…

「そのような時、どうされていますか?」
その回答は…

はじめは伝えることを我慢していた訳ですが
自分の想い、考え、感情を伝えることができなくなると
「どうせ言ってもわかってもらえない…」と諦め
自分の中に抑えため込んでしまい
そのうち、自分でも自分の気持ちがわからなくなりました。

だから、なにかを伝えたくても
何をどう伝えたらよいのかわからない…
という状況になりました。

そして、ある時…
爆発してしまいました…

講義の時間にお話ししたので
聴いていた学生さんには通じると思いますが
「いなくなった事件…」の時は

その前兆だったと思います…

やっぱり内心は
わかってほしい…
という気持ちが強かったのです。

まして、痛みや体調的に辛い状況…

自分でどうすることもできず
家族や周りの人にも理解されず
体のことなので
せめて医療者には理解してほしい…

そんな気持ちが強くなりました。

なのにわかってもらえない…

爆発して当然…だと思っています。
そして、爆発してよかったとも思っています。

大きく爆発したことで
伝え方は間違っていたとしても
そこからが、私のリスタートでした。

もし、爆発していなかったとしたら…
大きく壊れていたでしょうし
今の私はいなかったでしょう。

ただその後…
想いを、感情の伝え方がわからず、
投げつけて、ぶつけていたので
当然ですが、受け取ってはもらえない日々が続きました。

体の状況は悪くなるばかりで
「わかってほしい」という気持ちも強くなるばかり

そして感情をぶつけ続けることで
医療現場でまた事件を勃発してしまいました…

ただこれは…
医療者も、伝え方がわからず
感情をぶつける方々ばかりで
まるで子供の頃に出逢った医師たちのような方々が揃っていて
散々な体験をすることになりました…

患者の想いに耳を傾けようという姿勢
患者に寄り添う姿勢をせめてもっていてくださったなら…

患者の都合では、そう望むのですが

患者である私自身にも
問題があったことをある時気づき、反省しました…

そしてそこから
わかってもらうための学び
伝えることを学ぶ
修行の時期に入ったのでした…

修行の時期に入り、
大きな気づきがありました。

それは…

私のことを一番わかっていなかったのは
私だったのです…

わかってくれない
わかってほしい

そう思っていましたが
私が自分のことをわかっていないことに
気づくことができました。

そこから
自分とのコミュニケーションについての講演、講座に
力を入れるようになりました。

この話も長くなるので今日はこの辺で… (^^;)

長々と綴りましたが
Bさん、ご質問の答えとなっているでしょうか…
Bさん…ありがとうございました キラキラ

 

最近は、この流れでブログを更新しているのですが
先日お会いした患者さんに

 

「学生さんに向けてブログ書いてるじゃないですか~」
「あれって、患者の私も関係する話ですよね~」

そうおっしゃってくださいました。

そうです。
医学生、医療者に限った内容ではないと思っています。

また更新します…虹

 

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