5月12日は、
ナイチンゲールのお誕生日
そのことにちなんで「国際看護師の日」と制定され、
12日を含む週の日曜日から土曜日までを看護週間として、
毎年全国で様々なイベントが開催されています。
「看護の心をみんなの心に」
医療職以外の方々は、ご存知でしたか?
私は立場上?職業柄?知ってはいましたが、
今年は初参加。
看護学校で開催された看護の日記念講演会にて
語らせていただきました。
長年患者として生きている私。
看護師さんとは様々な出逢いがあり、
そして、とてもお世話になり、
想いもたくさん…。
なので、ナイチンゲールのお誕生日、
看護の日を記念した講演会で語らせていただけることは
本当に光栄なことであり、
とてもうれしいこと (‐^▽^‐)
まして2校。
大分市医師会立大分准看護専門学院、
別府大学附属看護専門学校の両校にて
語らせていただきました。
これまでも各地の看護学校で語らせていただきましたが、
看学祭をはじめとする看護の日以外での講演でした。
そして、私の患者体験も日々深まっていて、
語りも進化を続けています…。
今回、
別府大学附属看護専門学校では、
「難病と共に生きる患者の
~ 過去・現在・未来 ~ 」
大分市医師会立大分准看護専門学院では、
「難病と共に生きる
患者の覚悟と医療者への想い 」
ご依頼いただいた時に、
それぞれの趣旨、
教務の先生の想いを伺い考えた演題。
それぞれに想いを込めて語らせていただきました。
看護師を目指す学生さんへ、
患者としての体験談を患者の立場から語らせていただき、
メンタル総合コンサルタントの立場から語らせていただき、
患者と医療者の架け橋である医療コミュニケーターとして
患者:藤咲里花の物語を語らせていただきました。
看護職
一言では表せないほどの大変な職業。
とはいえ、
笑顔を大切にしてほしいし、
やさしくあってほしい…
患者の勝手な願いです。
これまでのブログでもお伝えしていますが、
看護職をふくめ医療は “癒し”の職業だと私は想っています。
患者さんを癒す
人を癒す
そのためには、
医療者自身が癒されていることが大事になります。
医療者自身が癒されていないのに、
本当の意味で患者さんを癒すことは簡単ではないからです。
だから、
医療者の方々には、
自分自身を癒すことも大切にしていただきたい。
過酷な労働だからこそ、
ある程度は自分自身を癒すことで、
ゆとりにつながる。
それができていないと、
ヒヤリハットにつながったり、
患者さんの想いに寄り添うことが難しかったり、
患者さんに自分の感情をぶつけることにつながったり…。
体の健康はもちろん、
心の健康を大切にしていただきたい。
看護師さん自身の体の声に耳を傾け、
自身の心の声に耳を傾けることで、
ご自身の命の声に耳を傾けることにつながる。
そのことが、
患者の命の声に耳を傾けることにつながり、
真の看護につながるように私は感じています。
私は、多くの看護師さんとの出逢いがあり、
多くのご迷惑をおかけした厄介な患者でした。
その中で、
看護師さんのやさしい笑顔と、
あたたかい想いにふれることで、
私の生きる力に大きく影響したことを感謝しています。
今回も、講演の準備中から当日の講演中、
私自身の新しい気づき、発見にもつながり
今後も語りは進化をつづけます!
学生さん方は、
私の語りから何を感じていただけたのかな…
そんなことを考えながら眠りについた5月12日。
看護師さん、ありがとう