患者と医療者の対話促進のために… | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

あれから早くも1週間…

あれ、というのは先週参加した講演会
大分県医療コンフリクトマネジメント研究会
設立記念講演会のことなんです…

このブログをご覧になっているあなたは、
患者の立場の方でしょうか?
医療者の立場の方でしょうか?

患者の立場からすると、少々難しい印象のネーミングですが、
どちらの立場の方にとっても大切な大切なお話でした。


この会は、
「患者(家族)と医療者が共に満足いく医療のために、
医療コミュニケーションについて調査、研究し、
情報を共有し、課題と対策を研究する」ことを目的に設立されました。

といっても、難しく感じますよね…。

要するに、
患者さんが満足したり、納得できる医療のために勉強する会

だと、勝手に訳していますが、
患者の立場から直訳するとこうなるのかなぁ…

その中に、
患者さんに文句を言われないために…
な~んてことも含まれるかも (^_^;)

というのは、あくまでも私の解釈です。

そして、医療者の立場からだと、
患者さんに満足してもらえる医療で、元気になってもらいたいし、

笑顔になってもらいたい…
そういう想いが込められていると私は感じています。

以下も、
「厄介な患者、面倒な患者」と言われていた私の考え・想いです。

医療の現場では患者さんが主役です。
とはいえ、医療者自身の満足や納得、このことは患者にとって
とても大事になってくると感じています。


医療に限らずですが、対人関係においては、
双方ともに認識していること、感じることがあるわけで、

その認識していることや感じていることを、
お互いが理解して共有することが大切だと思います。

そして、それこそがコミュニケーションなわけですが、
一般的な対人関係においても、わかり合えないことが
あったりしますよね。

医療の現場では、そのわかり合えていないことが原因で
命にかかわってしまうのです。

ということをお話すると、
医療事故とか死をイメージする方も多いと思われますが、
それだけではありません。

不調を訴え、受診した時からの話です。

患者が感じている不調を、医師に正しく認識してもらえたのか。
医師が説明していることを、患者が正しく理解できたのか。

この段階からが、命にかかわることなのです。

「医療コミュニケーション」といわれていますが、
この医療コミュニケーションが、医療の現場では重要になるのです。

この医療コミュニケーションにも、
一般的なコミュニケーションにも共通する大切なことがあります。

信頼関係

この信頼関係をいかに築くことができるのかが、
患者&医療者の両者ともに大切なことなのです。

そう、両者ともに。

とはいえ欲をいえば、医療者にリードしてほしいところですよね。

不調を感じている状態は、その人のベストな状態ではないですから、
医療者にリードしていただきながら、

患者はきちんと自分の状態を伝えられることが大事だし、
医療者に聴かれること、説明に納得することができるかどうかが
大切になるのではないでしょうか。


だからこそ、医療者にはベストな状態でいていただきたい。
もちろん、診断&治療において医療者のベストな状態は必要不可欠。
そのためにも、医療者の満足、納得も大切になるのです。

おわかりいただけたでしょうか?

そのためには、
医療者だけが努力しても、患者だけが努力してもうまくいきません。

これからの医療は、
両者ともに納得でき、満足できる医療に向かっていくことが
大切なように私は感じています。

例えば、
患者ばかりが納得できたり、満足できたとして、
医療者に不満ばかりが続いていたら、
医療者がベストな状態ではいられなくなります。

そうなったら、それこそ大変なことがおこってしまいます。

医療の現場では、
患者がえらいわけでもないし、医者がえらいわけでもありません。

対等です。

目の前の命のために、自分の命のために、
お互いが最善をつくすことが
医療の現場での最善だと私は感じています。

そしてその「最善」とは…。

それぞれだと思います。

それぞれというのは、
医療者にとって、患者にとってという意味と、

A医師、B医師など医療者にとってもそれぞれ。
C患者、D患者など患者にとってもそれぞれ。

患者として、「私はこうなることが望みです」と医師に伝え、

そしてそのために患者として自分なりにベストをつくす。


医療者として、「あなたの望むことはこういうことですね」と、
患者の想いを確認し、そのために専門的にサポート。

「あなたのために私にできることはこういうことです」
「そのために、あなたにはこういうことが必要ですがよろしいですか?」

などなど、それぞれの患者さんの最善のために、

お互いが伝え合い、確認し合い、理解し合う。

苦情や対立などの
医療トラブルを防ぐためを目的にするのではなく、
お互いの命の最善のために必要な信頼関係であり、
医療コミュニケーションだと私は考えています。

今日も長くなりましたが、
講演会に行き私が感じたことを綴りました。

これからも医療については、
より多くの方に理解していただけるように
発信し続けたいと思っています。
そして、ご意見をいただけるとうれしいです (*^_^*)




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藤咲里花@奇跡のセラピスト これが私の生きる道♪~過去・現在・未来~