1週間、いえ1日があっという間に過ぎていくように感じている藤咲です。
みなさんは、いかがお過ごしですか?
更新もなかなかできず…(^_^;)で、
10日も前の話題になりますが、8日(土)に東京で開催された
医療安全管理者養成講習会へ参加してきました。
医療安全管理体制を確立する知識と技術を身につけた人材の
育成を目的とした講習会が、厚生労働省の後援、
日本病院会の主催で6月から開催されていました。(3期:6日間)
その最終日、医療事故が起こった時の対応について
国立病院機構熊本医療センター臨床研究部長、芳賀先生の講演の中、
私が所属する豊の国医療教育ボランティア会
の会長と共に2人で、
具体例に基づくロールプレイの講師として参加しました。
この研修へ参加させていただくのは今年で5年目でしょうか…。
毎年、多くは院長はじめ管理職の医療者が参加するこの講習会ですが、
全国各地から参加なさっています。
この研修に限らず様々な医療研修に参加させていただく中、
講師としてではなく、患者の立場で感じるのですが、
「患者さんも学び、知っておく必要がある」ということです。
専門知識や医療事故についてどうこうではなく、
「知らないと損することもある」
「知らないと命に関わることもある」ということです。
医療者の場合は、組織で学び共有し、
個人で学ぶことにも積極的です。
それは、医療現場のために、医療安全のために、
そして患者さんのために…ということもあるでしょうし、
医療者も自身の身を守るために学んでいるところもあるようです。
そしてそのことはとても重要なことだと感じます。
患者さんの立場の方はどうでしょうか。
私の場合は、
何の知識もなければ、学ぶこともしていませんでした。
人一倍、いえ何十倍も患者体験がある私ですが、
知らなかったがゆえに・・・ということも多々あります。
もちろん、命に関わる体験も1度や2度ではありません・・・。
当時は医療者の全責任だと思い強い不満、不信を抱いていましたが、
患者としての私の責任であることも多かったと今では反省しています。
医療に関することは、すべて病院や医療者の責任にしてしまいがちですが、
患者側も、もっと積極的にかかわるべきだと感じています。
だって、そもそも医療は何のためにあるのか…。
そう、患者さんのため。
患者さんの命のために医療は存在します。
医療者任せにせず、もっと積極的に、
患者さんも自分のため、家族のために
医療についての知識を深めることも大切だと感じています。
そして何より命について。
「ご自分の命のこと、もっと知ってほしいな…」
講師としての私はそう感じていますし、
あなたの命も、きっとそう つぶやいているのではないでしょうか?
命の声に耳を傾けてみると、
いろんな声が聴こえてくるんですよ。
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