今年で11年目を迎えた学生講義から
早くも5日が経った。
いつものことですが、
「想い」 と 「体調」のアンバランス…
でも、そこにはかならず意味があり、
そこにはメッセージが込められている。
以前は、
「また悪くなった・・・」と、
自分の体を責めて、
自分自身を責めていた。
そして、いつしか変わった。
悪くなったわけではなく、
反応しているだけだと気づいた。
ついつい、良い・悪いで判断しがちだけれど、
必ずそこには意味がある。
身体からの、自分自身からの
メッセージ。
そういうことに気づくことができるようになったのは、
大分大学医学部での学生講義のおかげ。
学生講義に参加させていただくことが、
私の唯一の生きがいとなり、
私の生きる力を高めた。
そして今では、社会生活が送れるようになった。
医療の中に患者として存在しているのは苦しく、
私は生きていてはいけない存在だと思っていた。
入院していても、そう感じることが多く、
死ぬことを考える日々。
はじめて講義に登場させていただいた2002年。
学生さんたちは、
私の存在を否定することなく、
受け止めていただけたように感じた。
私のありのままに耳を傾けてくださり、
真剣に聴いてくださった。
そして、学生さんからの終わることのない質問に
自分の存在を自分で感じることができた。
「私は生きていてもいいのかな…」
はじめてそう感じる時間だった。
聴いてくださり、質問してくださった。
私の言葉に、想いに反応してくださった学生さんの存在が
私の生きる力にスイッチをいれてくれたのだと想う。
今年の講義中、
私の話を聴いていらした中野教授がおっしゃった。
「医者として患者の話を聴くのは当然」
その言葉に続けて先生の想いが語られた。
中野教授のお話から、
医者としての感性の重要性を私は感じた。
そもそも中野教授は、
私の生きる力を信じてくださっていた方。
そして、学生さんの教育に携わらせてくださり、
私が自分で、生きる力にスイッチをいれる
きっかけを与えてくださった。
私自身が信じていなかった私を、そして生きる力を、
中野教授が信じてくださっていたおかげで、
私は自分の生きる力を信じ、
ありのままの自分自身を信じることができるようになった。
私も出逢う方々の生きる力を信じ、
その方々が、ありのままの自分を信じることができるように
サポートし続けて行きたい。
大学のカリキュラムでは、
頭で理解しなくてはならないことがたくさんある。
私の語りで何かを感じていただけたなら
うれしい・・・。
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