ソロジャーナルの

「スチール・サルベージャー」をプレイ

 

・・・していたのですが、

その世界観から飛び出して、

自分で小説をつくり始めちゃいましたてへぺろ

 

サイコロもトランプも振らなくなり、

マイワールドに突入です🌍キラキラ

 

 

登場人物

 

デラミ:探索型ロボット。てんとうむし

    スパイダー型(腕2,足4)。

    本が好き。人間に好奇心を持つ。

 

ニーナ:探索型ロボット。犬型。しっぽフリフリ

 

フジカ:ニーナの飼い主。政治家。お母さん

 

イチジョウ:フジカの秘書。お父さん

 

 

【これまでのあらすじ】

汚染された地球の地表を探索し、

人間のために資源を取りに行く探索ロボットの

デラミとニーナが、仲良くなりました。

 

ある日、ニーナの飼い主であるフジカが演説中に

何者かによって狙撃され、けがを負います。

 

凶器を見つけたデラミたちは、

犯人捜しよりも、守る方向にシフトしました。

 

そこからの続きです。

↓

 

 

  フジカを警護し続ける。

 

 

それから私たちは、みんなで作戦を練った。

 

警察による警護は増やしてもらうこと。

 

フジカさんの演説や会議の参加は、

家からの配信にすること。

 

フジカさんが出掛ける時は

イチジョウさんとニーナが傍にいて、

私は家の中と外を警護すること。

 

 

鉄壁のディフェンス態勢でのぞんでいたら、

そのうちに××党はその過激な思想と

急進的で場当たり的な行動によって、

勝手に内紛が始まり、分裂し、

支持者もどんどん減っていき、

 

――そして消滅してしまった。

 

 

一方、フジカさんの政党は、

ゆっくりとことを進めていくやり方を

ずっと続けていった。

 

そのため、

理解されるのにも時間がかかったけど、

着実に実績を積み上げていったので、

指数関数的に支持者が増えていった。

 

何よりも自然の歩みを阻害しない方法で

地球の浄化を進めていった結果、

予想よりも早く緑化が進んでいった。

 

政党内で力をつけたフジカさんは、

ロボットの扱い方をも変えていった。

 

5回損傷したら廃棄、という法律も改められ、

なるべく修理して末長く使うことや、

記憶媒体を次に移していく方法を取り入れた。

 

その結果、探索ロボットのスキルも向上した。

 

 

 

 

  そして、草原。

 

 

今、私たちは、草原の中に立っている。

 

イチジョウさんの横にいるフジカさんは、

「この景色をあなたたちに見せたかったのよ」

と、私とニーナに言った。

 

ここはとても大きなシェルターの中だけど、

床一面、青々とした本当の草が生えている。

 

花もちらほら咲いている。

 

浄化の進んだ土地は新たにシェルターで覆い、

こうやって緑地化しているのだ。

 

ニーナは十分に草の匂いを嗅ぎ、

それから、ちょっと広範囲に丸く走り出した。

 

「デラミ、走ると気持ちいいですよ」

「よーし、私も」

 

私はすべての足を最大に伸ばして、

ニーナを全速力で追いかけた。

 

フジカさんは、私たちを見てふふふっと笑い、

イチジョウさんは、

「デラミが本気で走ると怖いな」と苦笑いしてた。

 

私は追いつき、ニーナを捕まえて、動けなくした。

「つーかまえたっと」

「わ、降参です」

ニーナが笑って丸まった。

私は絡めた足をゆるめた。

 

そして仰向けになって、30本の指をわしゃわしゃする。

 

「ニーナ、おぼえてる?

 私が指をこうやって草原のネタをやったの。

 でも、本当の草原は、百万倍も素敵だね」

 

「私は、あなたの草原も好きですよ」

 

私は少し照れて、うつ伏せに戻った。

「ねえ、ニーナ。ここってさ、

 東京ドーム10個分だって」

 

「え?なんですか、それは」

 

「知らない。日本の昔の面積の単位らしいよ」

 

「デラミは、物知りですね」

 

私は、向こうで立っている人間二人に目をやった。

「ね、やっと婚約したよね」

 

「そうですね。同じ指輪をつけていますよね」

 

「古き良き伝統だって。絆の確認らしいけど」

 

「……デラミ、私も

 あなたに指輪を探してきましょうか?」

 

「え?」

私は、ニーナの顔を見た。

ニーナはいつもより真剣な目をしている。

 

私は少し考えてから、言った。

 

「ありがとう。

 でもね、私たちの間柄に、そんなのはいらないよ。

 そんなのをはめたら、バランスが取れなくなるし。

 あれは人間だけのルールでしょ?」

 

「……まあ、そうですね」

ニーナは少し遠い目をした。

 

私はニーナのおでこを指でつついた。

「それよりさ、これから忙しくなるよ」

 

「なぜですか?」

 

「フジカさんの下腹部、

 サーモグラフィーで見てみて」

 

「……とても赤くなってますね」

 

「赤ちゃんがいると思うんだよね、勘だけど」

 

「なるほど。私たちは子守り係になるんですね」

 

「うん。赤ちゃんの観察も楽しそうだよね」

 

 

 

 

 

スチール・サルベージャー END

 

 

 

****************

 

 

趣味で作った長いお話を、

最後まで読んでくれて、どうもありがとうクローバー

 

そして、ソロジャーナル

「スチール・サルベージャー」のシナリオを

無料で公開してくださった

TALTOのサイトと、シナリオ作者の「のあ」様、

おかげさまで楽しませていただきました。

どうもありがとうございます。お願いキラキラ

 

(元のシナリオから逸脱しちゃってすみません)