「旅といちにち」という
ソロジャーナルをやっています。
今回、旅をしてもらうのは、百輪村の村長Eです。
「百輪村」は自作小説です。 → 百輪村物語 目次
旅は、昨日の続きです。
今日は最終日なので、
サイコロはふっておりません。
旅人 : E(百輪村村長&小学校教諭)
本日の所持金 : 46/100(持ち越し)
本日の自衛力 : 45/100(持ち越し)
本日の環境 : 目的地の××村
本日の遭遇 : ××村の村長
本日の危険度 : ー
Eの旅を一緒に楽しんでいただけると幸いです![]()
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(Eの旅 5日目・最終日)
訪問販売業のサラリーマンの車に乗せてもらい、
ようやく私は目的地の××村に到着した。
サラリーマンは、すぐさま飛び込み営業に行った。
商魂たくましい人だな、と思った。
私は村長宅へ向かう。
××村の村長は、少し顔色が暗かった。
「ああ、お待ちしておりました、Eさん」
「遅くなり申し訳ございません。で、ご用件は?」
「実は・・・うちの娘が長患いしてまして、
祈祷師によると
『百輪村の村長を呼びなさい、彼が薬を持っている』
とのことでした」
「薬?・・・私が持っているのは英語教材だけですが」
とリュックを開けると、底に赤い実がひとつあった。
「あ、ひょっとして、これですかね?」
おそるおそる、ベッドの女性に食べさせると、
あまりの酸っぱさに飛び上がり、台所に走って行った。
「おお、娘が元気になった!」
私は××村村長にハグされてしまった。
その後、手厚くもてなされ、泊めてもらった。
翌朝村を出ると、クラクションの音。
サラリーマンが車の中から顔を出した。
「Eさん。百輪村まで、お送りしますよ」
「え?いいんですか?」
「ええ、もちろん。
”Eさんも買った教材ですよ”と客に伝えたら、
なんと、5セットも売れました」
「・・・なるほど」
こうして私の旅は終わった。
ちなみに、落とした財布は我が家に届けられていた。
忘れぬうちにと、畑の主に野菜の代金を払いに行った。
万事、うまくいったと思う。
ただ、息子Rだけは、
「もっと良いお土産が良かったなあ」
と、つぶやいていた。
END
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「旅といちにち」ソロジャーナル、
書いてて、めちゃくちゃ面白かったです![]()
![]()
トランプとサイコロの出目だけで話を進めたので、
書いている自分も先が読めませんでした。
さて、次は、誰を旅に出そうかな~![]()
