お片付けの本で、

「1年使っていないものは、

今後も使わない不用品。

捨てましょう」と書かれていた。

 

それにならって、数年前、

ごっそりと服を捨てたことがある。

 

けれど、残ったものを見ても、

特にときめくものもなかった。

 

ものの点数は確実に減ったけど、

幸福感からは遠かった。

 

 

今になって思うと、

「1年間使わない」というところにも

深い意味があって、

私のような「大事すぎて使えない」人は、

使わないモノの方に実は価値があって、

どうでもいいもの、壊れてもいいものを

率先して使っているフシがあるようにも思える。

 

「量が多すぎて使い切れず未使用だったもの」と、

「尊いもので使うのを躊躇してたもの」とが

混在している場合があるのではないか?

 

だから、安易に、すべて、

「一年使ってない=捨てていい」

とは言い切れない気がする。

 

「もったいなくて使えない」の裏には、

実は自分の価値を低く見ていて、

「その素晴らしいものを使うのに

ふさわしい自分ではない」という

無意識がある(と、個人的に思う)。

 

 

が、今回のコロナ騒ぎで、

自分の後先がわからんという状態になったら、

「使わずに死んだら、悔しくて、逆に死にきれぬ」

と、私の意識がグルっと変わった。

 

なので、保存していた「聖☆おにいさん」の

スクラッチアートも、ガシガシ彫ったわけで。

 

もったいなくて後回しにしてた本も、

このさい、とっとと読んでおこうと思う。

 

 

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1日1枚のペースで彫りまくってます。