恋愛の話ではなく、ドイツ語の「彼」のこと。
英語だったら、こんなふうになると思う。
「彼の父」は「his father」
「彼の母」は「his mother」
「彼の子ども」は「his child」
それに「の」がついたら、「s」をつけるくらい。
たぶん、そんなふうで良かったのでは?
(うろ覚え。間違ってたらごめんなさい)
ところが、ドイツ語は助詞で変化する。
(カタカナで書きます)
彼の父は ザイン ファーター
彼の父の ザイネス ファータース
彼の父に ザイネム ファーター
彼の父を ザイネン ファーター
彼の母は ザイネ ムッター
彼の母の ザイナー ムッター
彼の母に ザイナー ムッター
彼の母を ザイネ ムッター
彼の子どもは ザイン キント
彼の子どもの ザイネス キンデス
彼の子どもに ザイネム キント
彼の子どもを ザイン キント
で、この変化を覚えるために、頭の部分の、
ザイン ザイネス ザイネム ザイネン
ザイネ ザイナー ザイナー ザイネ
ザイン ザイネス ザイネム ザイン
と、唱え続ける。お経のように。
そのうち、自分でも何を言ってるのか
わからなくなってきて、
サイン コサイン タンジェント
マハリク マハリタ ヤンバラ ヤンヤンヤン
テクマク マヤコン テクマク マヤコン
ラミパス ラミパス ルルルルル~(古い)
などと、言いたくなってくる。
ドイツ語は、とにかく変化ばかりする。
主語によって動詞が変化し、
動詞によって人称代名詞が変化し、
名詞によって冠詞が変わる。
冠詞には不定冠詞と定冠詞があって、
その2つもまた違う変化をする。
ううう、なかなか覚えられない。
イーレ イーラー イーラー イーレ
などと唱えてると、イライラもするし。
それでも、1個でも言えるようになると、
「やったー。覚えたー」と嬉しくなる。
そうして、寝て、朝起きると忘れてる。
一進一退。三歩進んで二歩下がる。
刻んだ脳みそ、翌朝ツルツルだよ。
彼の変化を覚えるのも怪しげだが、
彼女の変化も、複数の変化もある。
現在形で四苦八苦してるのに、
さらに、過去形やら過去分詞やら、
命令形、比較、受動態などが
このあと控えている。大丈夫か?
魔法の呪文を使って、
ドイツ語が上達したらいいのになあ。
ビビデバビデブー。
↑
無理しない。疲れたら、一休みしちゃうのだ。
