「ウチ、”断捨離”しました」というタイトルの

やましたひでこさんの番組の存在を知り、

録画して見るようになった私。

 

→ ウチ、”断捨離”しました のサイト

 

すると、居間へやってきた夫が、、

「(部屋の汚い)俺へのあてつけか?」

「違うよ。相談者が色々と捨てていくと

 目が輝いて、幸せそうになるのが、好きなの」

と、返事をした。

 

夫は、テレビ画面をちらっとみて、

「なんだか、俺の部屋の押し入れと

 一緒みたいなことになってるな」

と、ポツリと言って、自室に戻っていった。

 

それから一週間、なんの変化もなかったが、

「近頃、スマホを見てると、

必ず、断捨離の記事が目に入ってくる」

と言い出した。

「自分で検索してるの?」

「違う、違う。ヤフーニュースに出てくるんだ」

「ふーん。そうなの?

私は(特にそんな記事に)気づかないけど」

 

そして、昨日(日曜)の午前中、

スマホも本も読まずに、仰向けに寝転んで、

無言で天井を見つめていた夫は、

おもむろに立ち上がると、

自室のクローゼットをガラッと引き開けて、、

「なんだか、捨てたくなってきた」

と、片付けを始めた。

 

私は内心、(ええええーーー?)と思ったが、

黙って成り行きを見守った。

 

開かずのダンボールを開いて、

本人なりに選別をしている音が聞こえる。

 

時々、私のところへ戻ってきて、

「本だけは捨てられない」とか

「○○は無理」などと言うので、

「無理しなくてもいいんだよ。

 あきらかにゴミだと思うものから捨てれば?」とか

「家から10分のところで買えるものは、

 まちがって捨ててしまっても、リカバリーできるよ」

と、アドバイスすると、

「そうか。よしっ」と気合を入れ直して、

また夫は戻っていった。

 

しばらくして、「消しゴムがこんなに出てきた」

「メガネ拭きが、やたらと出てきた。

 それでメガネを拭いたら、すげえピカピカになった」

と、本人も驚きながら報告してくるので、

「ほー、すごいねえ」と合いの手をうった。

 

私がちょこっとコメントすると、

夫は満足して、また部屋へ戻っていく。

 

玄関にゴミの袋が少しずつ積み上がってきた。

 

ある程度進んだところで、その日は作業終了となったが、

また寝転がっては「あー、もっと捨てたい・・・」と

つぶやいていて、驚きの連続の私だ。

 

かつて私や娘たちがバンバン捨ててるときに、

「俺は、ぜったに捨てないぞ!」

などと頑なだった夫が、急に変化してきている。

 

私はとにかく、余計なことを言わず、

静観する姿勢を崩さないように注意しようと思う。

 

負けじと私もまたちょっとずつ、私物を減らしていこう。

 

 

家族全員が快適な、ベストな環境になりますように。