夜、突然、気づいたことあり。

 

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演劇部の次女が、一人でオフロに入っていた。

 

何やら劇のセリフのような独り言が、

居間にいる私にも、なんとなく聞こえてくる。

 

それがBLっぽいセリフだとわかって、

「あ、そうなんだ!」と、わかった。

 

以前、長女がBLにハマったときは、

普通に受け入れられたのに、

次女のことは今の今まで

まるで天使ちゃんのように思ってたので、

大人の世界にはハマってほしくなかった。

 

だからずっと、「実は聞こえてたんだけど、

私は聞こえないふりをしていた」のだ、

ということが今日になって、明白になった。

 

BL自体が悪いとかじゃないよ。

 

ただ、「次女はずっと赤子と同然だ」

もしくは「ずっと、ウブでいてほしい」と、

勝手に私が思い込んでただけだった。

 

でも、ちゃんと、成長しているんだね。

次女は、バブバブのあの頃とは、もう違うんだね。

 

だから、そのままの次女を受け入れよう、

と、今日、見方が変わった瞬間だった。

 

こんな大事なことに気づくのが、遅かったかも。

でも、気づけてよかった。

 

いつまでも小さいままだと、勘違いしてましたわ。