今朝、起きて台所に行くと、
夫が自分の水筒にカラコロと
氷を入れているところだった。
「おはよう」と声を掛ける。
私が洗濯機を回し始めると、
長女の部屋の前を通り過ぎた夫が
「冷房が効いたまま(長女が)寝てるようだ。
ドアの下からひんやり風が来る」
と、私に報告してきたので、
「あらあ、風邪を引かないといいけど」
と、返事をした。
もうこれだけのやり取りで、
「ああ、自分は変わったなあ」と
しみじみした。
というのも、これまでずっと、
「おはよう」などの挨拶が
恥ずかしくてできなかったし、
冷房をつけっぱなしという状況ならば、
まずは電気代の方を気にするほうだった。
なのに、なんの躊躇も、てらいも、計算もなく、
さらっと、こんなことが言えている。
「優しいことを言うのは自分じゃない」
と、自らを否定する声が
脳内から跡形もなく消えてしまい、
今までとはうってかわった新しい言葉で
生活をしている自分がいる。
そういう自分がキライではない、
と思うところからして、もう違う。
「そんなことを言っちゃ駄目。
そんなことを言うのは、私らしくない。
そんなことを言う自分はキライ」
と、全部NOをつきつけてきた
自我というかエゴの声が、
全面リニューアルされてしまった。
「何を言ってもいいんだよ。
何を言おうが言うまいが、私は私。
こんな自分が大好きだよ」になった。
ああ、なんと、心穏やかなんだろう。
なんと、すてきな朝なんだろう。
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新しい朝が来た。希望の朝だ。(ラジオ体操の歌)
