感情について理解が深まったのは、
先日の美輪さんのコンサートが
発端だったような気がする。
私は美輪さんのファンだ。
ビジュアルが美しいし、
生き方、考え方が潔いし、
天草四郎の生まれ変わりという話も
神秘的で心惹かれる。
けれど、シャンソンというくくりは、
どうしても好きになれない。
甘ったるいラブソングは好きじゃない。
コンサートで「愛の賛歌」を聞いてても、
「あなたのためなら祖国を捨てても良い」
「髪の色だって変えるわ」などの
彼氏に依存するみたいな歌詞があって、
「男のためにそこまでする必要があるのか?」
と、ものすごい疑問が湧いた。
エディット・ピアフの愛の世界観が
どうにも理解できなかった。
でも、気になる。
数日、考えに考えた。
無償の愛って、どういうことなのか?
祖国を捨てることが、愛なのか?
ずっとそばにいる女は、
男にとってわずらわしい存在では?
私だったら、そこまではやらない。
そんなのは、愛じゃないんじゃないか。
うんたらかんたら。
まあ要するに、
うっとおしい女にまとわりつかれて
うんざりしている男目線で
私はラブソングを捉えてた。(女なのに)
でも、昨日の記事のように、
エディット・ピアフの気持ちになって
この歌詞を捉えなおしてみたら、
ぜんぜん見方が変わった。
「この歌は、愛する男に
聴かせるために作ったんじゃないの。
私の持っている、世界観なの。
祖国を捨てるとかは、単なる比喩。
真剣に思う気持ちなのよ。
どこまでもついていく、という
決意表明なの」
と、言っている気がしてきた。
うおお、そうだったんか。
その真剣さは、理解できる!
それって、ルパン三世の相棒の
次元大介が、
「ルパン、俺はどこまでもついてくぜ」
と言うような、熱いものですよね?
(だから、男目線だっちゅーに)
そこまで思いが至ったら、
愛の賛歌やシャンソンへの偏見が
スーッと消えていった。
とまあ、こんな風に、
相手の気持を想像すると、
今までとは違う視点のおかげで
新しい発見がある。
新発見は、ドキドキワクワクする。
すごく楽しい。
奥深い感情の世界を、これから進もう。
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たわむれに頭をなでたら、かなり喜んでいる様子だ。
