私はずっと、「考えること」が好きで、
「感じること」が嫌いだった。
思考を止めることがまるで
死につながるような気さえした。
「我思う故に我あり」とか
「人間は考える葦である」との言葉のように、
考えることを捨ててしまったら
それは人間ではなくなるのではないか。
つまり、思考が高等で、感情は下劣。
そのように、すっぱりと切り分けていた。
だから、自分の感情の全てを嫌い、
結果、冷たい人間と化していたと思う。
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でも、昨日立ち読みした本で、
「悪い感情が湧いたからといって、
悪い行動をする必要はない」
などと書かれた一文を目にして、
「すべてをレベルで考えればいいのか!」
と、腑に落ちた。
「思考か感情か」の二択ではないんだ、
とわかった。
すべてのものに、レベルがあるんだ。
思考には高いレベルや低いレベルがあり、
感情もまた同じなのだ、と。
だから、善い思考か悪い思考か、とか、
善い感情か悪い感情か、を
細かく判断していきたい。
別に高尚ぶるわけではないけれど、
善いものは善いものとして受けいれ、
反対に下品、低俗、卑劣的なレベルを
避けるようにすればいい。
自分の内面から
レベルの低い思考や感情が浮かんだら、
「ふ~ん、あっそう」で
軽く受け流していく方向にしようと思う。
そして、反対に、自分の内面から
レベルの高い思考や感情が生まれたら、
それは大いに温めていきたい。
では、レベルが高い、というのは
どう判断すればいいか。
自分が幸せを感じて心身ともに健康になり、
「生きてて良かった」と心から思えて、
それをおすそ分けできる境地になれる・・・。
そんな方向性を目指したい。
ささいなことがすべてを決めるのだと思って、
さらに注意深く、全面的に積極的に選択しよう。
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あ、コスモスだ、かわいいなあ。
