社内のネットの古いシステムを
一部改善しようとする動きがあって、
先日、うちの上司2人と、私の先輩1名と、
来訪されたシステムの方が2名の、
計5人が、会議室で話をしていた。
そこへ私が内線で呼び出され、
その5人の前で、業務の説明をしてくれと、
いきなりのリクエストがあって。
なので、ふだんの仕事の手順を、
自分なりに一生懸命説明して、
その日は終わったのだが、
あとになって振り返ってみて、
「借りてきたネコ」は
どこへ行ったんだろう、と不思議になった。
昔の自分は、
知らない人の前では、おどおどして
両肩がきゅっと上に上がり、
ほとんど喋らず、
いちばん端っこで
小さくなっていたものだ。
それを「借りてきたネコ状態」と
自分では揶揄していたのだが、
実際、子供の頃、家に来た近所のおばさんに
「借りてきたネコみたいにおとなしいね」と
言われたことがあるから、
「人前では、そうあるべきなんだ」と
長年ずっと思い込んでいたフシがある。
おーい、ネコよ、どこへ行った?
まあ、いなくても、いいけど。(いいのか)
過去と今の違いを考えてみると、
「借りてきたネコ状態にならねば」
と、思い込んでいると体がそのように動き、
「今ここで、きちんと説明しないと!」と
仕事のことだけを考えていたら
ネコをかぶるのをすっかり忘れてただけかも。
じゃあ、もう一度、
ネコ状態になろうとすれば、なれるんだろう。
でも、周囲に「おとなしい人」と思わせるだけの
印象操作用のネコかぶりなので、
本来の動きを妨げるこの防護服は
ずっと邪魔くさかったんだ、実のところ。
着ぐるみネコは、断捨離しよう。
ありのままの自分で勝負するよ。
ネコよ、さらば。
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部屋の端っこが好きで、まったく動かないネコでした。
