あるところに、「 」がいました。

 

(この「 」は、魂のイメージなので、

 お好きなキャラクター名を入れて下さい。

 キャラクターが浮かばない時は、

 「私」とか「自分」でもいいです。)

 

(私の好きなキャラは

「ぴちょんくん」なので、この先を、

一応、ぴちょんくんと書いておきます。)

 

ぴちょんくんがしゃべる言葉は、

「ワレハ ソンザイ セリ~」

「ワレハ トウトイ(尊い)~」

くらいしか、言いません。

 

でも、おだやかな空間に浮かんで

のんきに漂っていて、

ものすごく幸せそうです。

 

ふと周りを見ると、

同じ姿形の仲間が無数にいます。

 

仲間たちも同じように静かに漂っていて、

みんな同じセリフをつぶやいています。

(ちょっとシュール?)

 

安心の中で、うとうとしてしまう世界です。

 

 

 

ある日、ぴちょんくんは、

とある固形物質の中に入りました。

 

その固形物質を動かす方法も体得しました。

 

その物質を通して、

見知らぬ世界を、知ることが出来ました。

知る、という楽しさを知りました。

 

でも、いろんな他の固形物質が

自分にぶつかってきて、

嫌な気分になることもあるのです。

 

それに、ひとりぼっちで、さびしくなりました。

 

でも、そのうち、はっと気がつきました。

 

すべての動く固形物質には、

実は、別のぴちょんくんが

入ってるんだ、って、わかったのです。

 

赤ちゃんにも老人にも

男にも女にもジェンダーにも

色の違う皮膚の人にも

健康な人にもそうでない人にも

国籍や考え方の違う人にも

大好きな恋人にも嫌いな上司にも

お金持ちでもそうでない人も

みみずにもオケラにもアメンボにも。

 

わーい、仲間がいっぱいだ。

 

ぴちょんくんは、

もう、さびしくなくなりました。

 

自分が今使っている肉体という

固形物質が動かなくなったら、

もとの世界に戻ることもわかったので、

これまでのように

のんきに過ごせるようになりました。

 

今日も仲間(きぐるみの中の人)に、

にっこりとあいさつをするのでしょう。

「マタ アエテ ウレシイ ネ」

「イッパイ タノシモウ ネ」

 

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ぴちょんくん。(画像はお借りしました。)