「手放そう」と決めたが、
中身を見て、結局1度、挫折した本がある。
その本は、とてもお気に入りだったので、
一生手元に置いておくであろうと思ってた。
なので、めったにやらないことだが、
鉛筆で線を引いてたし。
でも、もし売るとしたら、
鉛筆の線は消しておかねば。
「とにかく、消しゴムかけ、しよう」
と、昨日の夜、やってみた。
ほぼ全ページにわたって
あちこちに線を引いてあり、
「どんだけこの本を好きだったんだよ」
と、自分にツッコミを入れながら、
1ページ1ページ、開いては消し、
開いては消し、を繰り返す。
線はうすく引いてたので、
そっと消しゴムをかけても、
後が残らないほど、スムーズだ。
消しながらも、かつての傍線部分を
さらっと読み返していった。
◎ 利己主義を極力なくすこと
◎ 「相手の権利を尊重する」のが、正義
◎ 本人の行いのみが責任を取るところ
(先祖などの行いの責任は取らなくてよい)
◎ 他者の過失に寛容であれ
・・・というところを、おさらいして、
全部、消し終わった。
ああ、やっぱり、良い本だった。
消しゴムかけの作業が終わった時点では
「よし、もう思い残すことはない!」
って、思えたんだけど、
今、こうやって記事にしてたら、
また心が揺れてる。
心が落ち着くまで、
また、しばらく寝かせよう。
ゆっくりゆっくり、
お別れ(卒業)してみるのも悪くない。
ちなみにその本のタイトルは、「霊の書」。
霊の書〈上〉―大いなる世界に 1,296円 Amazon |
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なぜ大事なスピの本を
手離すかというと、
その世界観が嫌になったのではなく、
むしろ、自分のDNAに落とし込んで
今後、生きていこう、という決意からだ。
・・・あ~、でもなあ。
もう少し、持っていたいなあ・・・。
(往生際、悪し)
↑
案山子は、一本、軸があって、いいね。
ぶれないもんね。そういうところ、見習いたいな。
まてよ、人間に足が2つあるのは、
右、左、と揺れながら、前進するためかも?