最近、夫のことが嫌じゃない。

たぶん、いろいろ気づいたからだと思う。

この間、「産後うつ」を偶然ネットで知り、
自分がそれを患い、しかも
長年引きずってた、とわかった。

出産以降の、夫との険悪な雰囲気は、
私の「産後うつ」のせいであり、
またその当時の思い出や気分を、
無意識に何度も反芻していたんだ。

当時の私自身のうつ状態を、
仕方なかったこととして、
自ら受け入れることにした。

また、この頃、
「夫は犬だと思えばいい」とか、
「夫原病」というタイトルの本を読んで、
なんだかスッキリした。

なんでスッキリしたかを分析すると、
「こんな本を読みたくなるほど、
私は夫に腹を立てている」
ということを自覚でき、
また、怒りを感じる自分を
「良し」としたからではなかろうか。

「伴侶に対して怒りを感じるのは
妻として良くない」
と自分を責めるのは止めて、
「腹が立ってもいいじゃないか
人間だもの(byみつを)」
と、感情を肯定したら、
怒りがす~っと収まった。

いつでも夫に怒りを感じていいと
自分に許してしまえば、
無理に怒りを継続をする必要もない。

長年のイライラがなくなったら、
ふだんの夫の憎まれ口も
気軽にスルーできるようになった。

あと、私自身も、聖人ではないのだから、
たまに夫にキツいことを言っても、
仕方ないことだよね、と許した。

私たち夫婦は、
辛口の夫婦漫才してるくらいが
ちょうどいいんだ。

世間一般の理想の夫婦像を
模倣するのはやめて、
私たちならではの形でいい。

そう気づいてからは、
夫のことも、そんなに嫌じゃなくなった。

ひょっとすると
この長い「産後うつ」は、
私たちが本当の夫婦になるための
試練だったのかもしれない。