今日は、運命の面接日。


前日の夜は、なかなか寝付けなくて、

布団でゴロゴロしながら、

頭の中で、面接のシミュレーションを

20回くらいやったと思う。


途中、一度起き上がって、居間に移動し、

タロットカードで占ってみた。


ケルト十字法で並べてみたら、

近い未来に、死神の逆位置→心機一転の意

最終予想に、愚者の正位置→冒険、発展、挑戦

が、出た。


死神の逆位置とは。

やっぱり、(古い私が)死ぬんですね。

そして(新しい私が)生まれるんですね。

そして、愚者の旅立ちですか。そうですか。


カードをしまって、また布団に戻り、

再び脳内面接をしているうちに、やっと就寝。



そんな夜を過ごしたので、寝不足だった。


眠気と戦いながら、身支度をして、家を出た。


細かいことは、まあ、はしょるとして、

事務室で、適性検査をして、面接をして、

お互いの要望を確認して、その日は終わった。


採用の合否は、後日に連絡されるらしい。


帰りのバスでは、精神的な疲れと、

たまっていた眠気がドッと出て、

体を斜めにして着席。

くたびれたヤンキー状態だ。


「あーあ、これから、このバスに、

 毎日乗るのか・・・。さらば、専業主婦の私よ。」

などと思いながら、車窓の桜並木を見た。


家に着くと、夫から電話がかかってきたので、

「面接、行ってきたから。やりとげたから。」

と答えると、

「そうか。おつかれ。まあ、やすめ。」

と、ちょっと優しかったので、うれしかった。


夕飯は作る気がなくて、ご飯は炊いたけど、

帰宅途中に寄ったスーパーの惣菜が、おかず。


食後は、こたつに入ったまま、寝転がって、

娘たちと、「ナニコレ!珍百景」を見た。


そのとき私は、長女に、ブーブー文句を言っていたのね。


「あのさあ、私は15年も専業主婦だったわけ。

 なのに、一転、フルタイムのパートだよ。

 リハビリで、最初は3時間勤務とかに、してほしいわけ。

 それなのに、いきなり社会人生活だし、

 夫の扶養からはずれちゃうほどの激務なんだよ」


「あー、うーん、そーだよねー」と、聞き役の長女。


そこにちょうどTVで、満100歳のおばあさんが出てきて、

自分で洗濯物を干すし、新聞も読み、

スーパーで食材を買って、自炊している光景が写った。


シャキシャキしている、おばあさんを見ていたら、

自分のことがものすごく恥ずかしくなってしまった。


私は、このおばあさんの半分も生きていないのに、

こんなに愚痴言って、ゴロゴロしてて、

本当にかっこ悪いと思った。


なので、「寝てらんねーぇ。がんばります!」と

すっくと立ち上がって、

遅い洗濯を始めた。(←影響されやすいんです。ええ。)


立派な愚者に、いつ、なるの?今でしょ。