外国人が来日して困ったという経験を、
本で読むのは、とても興味深い。
(1)たぶんシーナ・アイエンガーさんの本で
読んだエピソード。
シーナさんが、日本の喫茶店で、緑茶を頼んだ。
砂糖を入れて飲みたかったのに、
付属されていなかったので、
ウエイターを呼んで、砂糖を頼んだ。
ウエイターは
「緑茶には砂糖を入れずに飲むものですよ」
と親切に教えてくれたが、それでも
「入れたいから、持ってきて欲しい」と頼んだ。
「あいにく、砂糖は切らしております」という返事。
しかたなく、コーヒーを頼んだら、
なんと、そのコーヒーには砂糖がついていた。
(2)レーナ・マリアさんの本にあったエピソード。
レーナさんは、あつあつのコーヒーに
冷たいローファットミルクを入れて、
ぬるくするのが好きらしい。
日本のレストランでコーヒーとミルクを注文したら、
コーヒーと、小さい容器に入った白いものが来た。
「これはミルクですか、クリームですか」と尋ねたら、
「クリームです」とウエイターが言うので、
「ミルクをお願いします」と頼んだ。
すると、新しい容器で、温かくしたミルクが来た。
「冷たいミルクをください」と頼んだら、
大きなコップになみなみとミルクが来た、という。
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注文が細かい客だなあ、という印象はあるが、
注文を受けるお店側にも、
もう少し柔軟な対応が出来ないものだろうか、と思う。
シーナさんが、緑茶に砂糖を入れたっていいじゃん?
けれど日本人は恥の文化だから、
「緑茶に砂糖を入れる間違いをさせたら、
お客の恥になるのではなかろうか?」
などと、邪推してしまったのか?
また、レーナさんが先にコーヒーを注文したんだから、
プラスアルファーで
小さいミルクを欲しがっているんじゃないか?とか
推理できないのだろうか。
・・・って、書いてて、
昨日の自分のブログ記事を
ふと思い出して苦笑した。
私も「言われたことしか、しない」って書いてたわ~。
やばい、やばい。反省。
ともあれ、人に何かを頼まれたときは、
注文されたことに加えて、
多少の知恵を働かすことは大事だと思った。
その知恵は、
相手の本当の希望をきちんと汲み取るために使い、
場合によっては、
自分のつまらない思い込みを壊すことも必要だろう。
コミュが下手な私はまだまだ対応力が足りないが、
それでも、相手に対して
自分の狭いルールを一方的に押し付けるような
失礼なことは控えることにしよう。気をつけよう。