外国人が来日して困ったという経験を、

本で読むのは、とても興味深い。


(1)たぶんシーナ・アイエンガーさんの本で

   読んだエピソード。


シーナさんが、日本の喫茶店で、緑茶を頼んだ。


砂糖を入れて飲みたかったのに、

付属されていなかったので、

ウエイターを呼んで、砂糖を頼んだ。


ウエイターは

「緑茶には砂糖を入れずに飲むものですよ」

と親切に教えてくれたが、それでも

「入れたいから、持ってきて欲しい」と頼んだ。

「あいにく、砂糖は切らしております」という返事。


しかたなく、コーヒーを頼んだら、

なんと、そのコーヒーには砂糖がついていた。



(2)レーナ・マリアさんの本にあったエピソード。


レーナさんは、あつあつのコーヒーに

冷たいローファットミルクを入れて、

ぬるくするのが好きらしい。


日本のレストランでコーヒーとミルクを注文したら、

コーヒーと、小さい容器に入った白いものが来た。


「これはミルクですか、クリームですか」と尋ねたら、

「クリームです」とウエイターが言うので、

「ミルクをお願いします」と頼んだ。


すると、新しい容器で、温かくしたミルクが来た。


「冷たいミルクをください」と頼んだら、

大きなコップになみなみとミルクが来た、という。


*****


注文が細かい客だなあ、という印象はあるが、

注文を受けるお店側にも、

もう少し柔軟な対応が出来ないものだろうか、と思う。


シーナさんが、緑茶に砂糖を入れたっていいじゃん?


けれど日本人は恥の文化だから、

「緑茶に砂糖を入れる間違いをさせたら、

 お客の恥になるのではなかろうか?」

などと、邪推してしまったのか?


また、レーナさんが先にコーヒーを注文したんだから、

プラスアルファーで

小さいミルクを欲しがっているんじゃないか?とか

推理できないのだろうか。



・・・って、書いてて、

昨日の自分のブログ記事を

ふと思い出して苦笑した。


私も「言われたことしか、しない」って書いてたわ~。

やばい、やばい。反省。


ともあれ、人に何かを頼まれたときは、

注文されたことに加えて、

多少の知恵を働かすことは大事だと思った。


その知恵は、

相手の本当の希望をきちんと汲み取るために使い、

場合によっては、

自分のつまらない思い込みを壊すことも必要だろう。


コミュが下手な私はまだまだ対応力が足りないが、

それでも、相手に対して

自分の狭いルールを一方的に押し付けるような

失礼なことは控えることにしよう。気をつけよう。