夫も私も、読書が好きだ。


先日、夫が、『チボー家の人々』を

ずっと読んでいたが、

あまり楽しそうな表情ではないので、

「・・・それ、面白い?」

と声をかけてみたら、

「うーん。惰性で読んでいる」

という返事。


「つまらないなら、読むのをやめたら?

 面白いと思う本を読んだほうがいいよ。

 時間の無駄だよ。」


夫は、古本屋に出かけて、何冊か買ってきた。


こたつに寝そべりつつ、高村薫の小説を

集中して読んでいる様子。

良かったね。


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私は、読書が好きだから、

いろんなジャンルを読み漁る。


若い頃は、つまらないなあと思っても、

がんばって読み進めたこともあった。


けれど、

自分の寿命がいつ終わるかわからない

中年期に入ってからは、

心惹かれぬ本に時間を費やすのはやめた。

いくら世間的に名作であろうとも、だ。


他の人が首をかしげるような本であろうと、

今の自分の楽しみを優先したほうがいいと思う。


そのほうが、きっと、感動もひとしおだし、

本も喜ぶのではなかろうか。


「チボー家」は、夫が

読みたくなったときに続きを読めばいいんだ。


本は、タイミングを待っていてくれる友だから。


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ところで、今回、高村薫の小説以外に、夫は、

立花隆の「臨死体験」もなぜか買ってきていた。


おおお!スピリチュアル系が嫌いな夫が、

ついに目覚めたか?(←何様だ)


感想を話し合いたいなあ。

こっちを早く読んでくれないかなあ。


うきうきして、自分の読書に身が入らん(笑)