食わず嫌いとは、ふつう、

食べ物の選り好みをすることを指すが、

メンタルな点においても、

食わず嫌いってあると思う。


「好き嫌い言わないで、

 いろいろ試してみてはどうか」と提案すると、

ある人は「悪いことをしろとでも言うのか?」

などと、倫理面の善悪を出してくる。


そういう人の頭の中には、

白と黒の二択しかなくて

「自分は白(あるいは黒)であるべきだ」

と考えている。

だから、「白以外=黒」と捉えがちなのだ。


けれど、世界にはさまざまなほかの色があって、

赤だの青だの黄色だの紫だの緑だの・・・

とにかく、選択肢はさまざま。


「白だけではなく、黒を」

と提案しているのではない。

「白黒だけでなく、ほかの色も」

と、こちらは、語りかけたいだけである。


ふつうの食事にしても

「こっちは体に良くて、あっちは悪い」

と決め付け、前者だけを食べるのは、

体には良いかもしれないが、

楽しみは減るだろう。


いちばん良くないのは、

ひとつの色(味)だけを好んで

それを摂り過ぎることではなかろうか。


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私は今まで、

タバコは絶対に悪いものだと思っていたが、

嗜好品として楽しむ人を悪者にするのは、

もうやめようと思う。


私自身は吸うつもりはないし、

できれば夫にも本数は減らしてもらいたいが、

「完全にNO!」と言うのは、

明らかに行き過ぎのような気がしてきた。


人の楽しみを損ねたくはない。

私も自分の楽しみを損ねたくない。


人生の楽しみは十人十色だから、

いろんな色があって、楽しい。


最近は、「楽しみ」という概念を、楽しみたい。

そんな風に考えるようになった。


「人生の楽しみ」を食わず嫌いであった私が、

今、これを克服しようと思っている。


う~ん。進歩やね♪