食わず嫌いとは、ふつう、
食べ物の選り好みをすることを指すが、
メンタルな点においても、
食わず嫌いってあると思う。
「好き嫌い言わないで、
いろいろ試してみてはどうか」と提案すると、
ある人は「悪いことをしろとでも言うのか?」
などと、倫理面の善悪を出してくる。
そういう人の頭の中には、
白と黒の二択しかなくて
「自分は白(あるいは黒)であるべきだ」
と考えている。
だから、「白以外=黒」と捉えがちなのだ。
けれど、世界にはさまざまなほかの色があって、
赤だの青だの黄色だの紫だの緑だの・・・
とにかく、選択肢はさまざま。
「白だけではなく、黒を」
と提案しているのではない。
「白黒だけでなく、ほかの色も」
と、こちらは、語りかけたいだけである。
ふつうの食事にしても
「こっちは体に良くて、あっちは悪い」
と決め付け、前者だけを食べるのは、
体には良いかもしれないが、
楽しみは減るだろう。
いちばん良くないのは、
ひとつの色(味)だけを好んで
それを摂り過ぎることではなかろうか。
****
私は今まで、
タバコは絶対に悪いものだと思っていたが、
嗜好品として楽しむ人を悪者にするのは、
もうやめようと思う。
私自身は吸うつもりはないし、
できれば夫にも本数は減らしてもらいたいが、
「完全にNO!」と言うのは、
明らかに行き過ぎのような気がしてきた。
人の楽しみを損ねたくはない。
私も自分の楽しみを損ねたくない。
人生の楽しみは十人十色だから、
いろんな色があって、楽しい。
最近は、「楽しみ」という概念を、楽しみたい。
そんな風に考えるようになった。
「人生の楽しみ」を食わず嫌いであった私が、
今、これを克服しようと思っている。
う~ん。進歩やね♪