久々に新しい元型が出現した。
幼稚園児くらいの女の子で、
会うなり、こちらに敵意むき出しだ。
というか、恐怖心が大きい。
名前は「ユウコ」。
とにかく、リラックスさせてあげようと、
手をつないで見晴らしの良い山の
頂上へ連れて行った。
ユウコは、「岩壁から落ちそうで怖い」と言う。
なので、高い山は止めて、
平地の花畑に行くと
「蜂がいる。怖い」
美しい滝の側に行けば
「滝壺に落ちそうで怖い」
ポプラ並木に行くと
「車が突っ込んできそう」
などなど、どこに連れて行っても
不安を口にする。
さすがに私も困り果てた。
「危険を探すのが得意なのね…。
どこなら、あなたは安心するの?」
「…人気のない図書館」
「OK。行こう」
一瞬で移動すると、
ユウコは椅子に座って、
やっとリラックスした。
しかしすぐに
「窓ガラスから、野球ボールが来るかも」
と、立ち上がりかけた。
とうとう私はヘルパーを呼んだ。
白い衣装に、大きな白い翼の天使を召喚。
天使に、ユウコの心を癒やしてもらった。
ユウコはみるみる内に大人になり、
引っ詰めてアップにした髪形、
かっちりとしたピンクスーツ、
赤いフレームの眼鏡をかけた
キャリアウーマンになり、
図書館の窓口席に颯爽と座った。
私が礼を言うと、
天使はサッサと退場した。
ユウコのいる窓口に私は近づき、
話をすることにした。
「それがあなたの本当の姿なのね。
…わかった。あなたは、私に
知識を教えてくれる役なのね。
ねえ、これから私のために、
必要な情報を集めて
データを教えてくれない?」
「いいわ。私、あなたのこと愛してるから、
欲しい情報があればいつでも言って。」
「ありがとう。
力強い味方がいて、私も幸せよ。」
というわけで、
元型がまたひとり、加わった。
心配性の「憂子」が、
優しく優秀な「優子」になった。
幼稚園児くらいの女の子で、
会うなり、こちらに敵意むき出しだ。
というか、恐怖心が大きい。
名前は「ユウコ」。
とにかく、リラックスさせてあげようと、
手をつないで見晴らしの良い山の
頂上へ連れて行った。
ユウコは、「岩壁から落ちそうで怖い」と言う。
なので、高い山は止めて、
平地の花畑に行くと
「蜂がいる。怖い」
美しい滝の側に行けば
「滝壺に落ちそうで怖い」
ポプラ並木に行くと
「車が突っ込んできそう」
などなど、どこに連れて行っても
不安を口にする。
さすがに私も困り果てた。
「危険を探すのが得意なのね…。
どこなら、あなたは安心するの?」
「…人気のない図書館」
「OK。行こう」
一瞬で移動すると、
ユウコは椅子に座って、
やっとリラックスした。
しかしすぐに
「窓ガラスから、野球ボールが来るかも」
と、立ち上がりかけた。
とうとう私はヘルパーを呼んだ。
白い衣装に、大きな白い翼の天使を召喚。
天使に、ユウコの心を癒やしてもらった。
ユウコはみるみる内に大人になり、
引っ詰めてアップにした髪形、
かっちりとしたピンクスーツ、
赤いフレームの眼鏡をかけた
キャリアウーマンになり、
図書館の窓口席に颯爽と座った。
私が礼を言うと、
天使はサッサと退場した。
ユウコのいる窓口に私は近づき、
話をすることにした。
「それがあなたの本当の姿なのね。
…わかった。あなたは、私に
知識を教えてくれる役なのね。
ねえ、これから私のために、
必要な情報を集めて
データを教えてくれない?」
「いいわ。私、あなたのこと愛してるから、
欲しい情報があればいつでも言って。」
「ありがとう。
力強い味方がいて、私も幸せよ。」
というわけで、
元型がまたひとり、加わった。
心配性の「憂子」が、
優しく優秀な「優子」になった。