(この記事は、5/31に書いた。)

ふと思い立って、五年ぶりに写経をした。

以前は、筆ペンの細い方で書いたので、
字の太さが一定していた。

今回は、より筆に近い
太い方で書いた。

最後まで書き、見直しすると、
面白い発見をした。

前半部分は、
一画一画が太く、重たい字だったが、
書き進めるうちにどんどん細い線になって、
スッキリしてきた。

書いている時に、始めは
世界平和とか人類救済とか、
なんだか大きなことを考えていたので、
肩に力が入っていたのだろう。

しかし、そんな願いがいつしか消えて、
自分の呼吸だけに常に意識を向け始めたら、
いい具合に脱力したのか、字が変化した。

五年前に書いたときは、
「まだ終わらないのか」と
字の多さにウンザリしそうだったのに、
今回は深い呼吸のおかげなのか、
まったく苦ではなかった。

呼吸を意識するとは、
雑念を捨てるとは、
こういうことなのか…、
と色々と勉強になった。